すじめ 意味
- 【筋目】
(1)物を折ったときなどにできる筋状の線。
「ズボンに―がつく」
(2)血筋。血統。由緒。
「―の正しい家柄」
(3)物事の道理。すじみち。
「―を立てて話す」
- 【酢締め】
三枚におろした魚の身に塩を振り,水洗いした後に酢に浸すこと。酢殺し。
- 【筋布】
褐藻類コンブ目の海藻。北海の低潮線付近の岩礁に着生する。体は平らで扇状,長さ1~2メートルに及ぶ。また,10センチメートル幅の長い形になるものもある。葉状部に五条の脈がある。食用。
- すじめ-ただし・い スヂメ― [6] 【筋目正しい】 (形) [文] シク すぢめただ・し 血筋が立派である。「―・い家柄」
- すじめただしい 【筋目正しい】 血筋が立派である。 「―・い家柄」
- すじ 【筋】 ※一※ ① (名) □一□ (1)細長く連なったもの。(ア)物の表面に細長くつけられたあと。線。 「白い―をつける」(イ)細長い縦縞。「羽に青い―の入った蝶」 (2)生物体に含まれる繊維状のもの。(ア)植物の繊維。 「ふきの―をとる」(イ)筋肉。筋肉の繊維。「―のある肉」「―を違える」(ウ)腱(ケン)。筋肉を骨に付着させているもの。「―を痛める」 (3)血管。 「青―を
- じめ-じめ [1] (副)スル (1) 湿り気が多く不快な感じのするさま。「―(と)した気候」「汗で着物が―する」 (2) 性格ややり方などが陰気で,活発でないさま。「―(と)した性質」「―(と)した陰湿ないじめ方」
- じめじめ (1)湿り気が多く不快な感じのするさま。 「―(と)した気候」「汗で着物が―する」 (2)性格ややり方などが陰気で,活発でないさま。 「―(と)した性質」「―(と)した陰湿ないじめ方」
- あお-すじ アヲスヂ [0] 【青筋】 (1) 青色の線。 (2) 皮膚を通して見える,太く浮き出た静脈。 ――を立・てる こめかみに静脈が青く浮き出るほど,激しく怒ったり興奮したりする。
- あら-すじ ―スヂ [0] 【粗筋・荒筋】 物語・事件・考えなどの大体の筋道。梗概(コウガイ)。概要。「映画の―」
- いえ-すじ イヘスヂ [0] 【家筋】 家系。家の系統。「お大名の―」
- いき-すじ ―スヂ [0] [2] 【粋筋】 (1) 花柳界など,粋な方面。「―の客」 (2) 男女の情事に関係する事。「―のうわさ」
- いと-すじ ―スヂ [2] 【糸筋】 (1) 糸のすじ。糸。 (2) 糸のように細いもの。「細い元手の―で/人情本・梅児誉美(後)」 (3) 琴・三味線などの弦。「常弄(モテアソビ)し―ならして/浮世草子・一代女 1」 (4) 物事の過程。すじみち。「思案の―が乱(モツ)れ出し/浮雲(四迷)」
- うすじ 【薄地】 布・金属などの厚みの薄いもの。うすで。 ⇔厚地
- うれ-すじ ―スヂ [2] [0] 【売れ筋】 同類の商品の中でよく売れているもの。売れゆきのよい商品。「―商品」
- えり-すじ ―スヂ [2] 【襟筋】 首の後ろの襟が触れるあたり。えりあし。
- おお-すじ オホスヂ [0] 【大筋】 物事の,細かい点を切り捨てた,大まかなところ。大略。あらまし。「事件の―」「―で合意に達した」
- おく-すじ ―スヂ 【奥筋】 奥州(オウシユウ)方面。東北地方。「のぼり商ひに―の絹綿ととのへ/浮世草子・永代蔵 4」
例文
- このように明代中期以後、気一元論の方向性で諸説紛々たる様相を見せている理気論はその後、戴震が「理」を「気」が動いた結果として現れる条理(分理)とし、気によって形成された人間の欲望を社会的に調停する「すじめ」と定義するにいたって一応の決着を見ることになる。