たじょう-ぶっしん 意味
読み方:
意味携帯版
- ―ジヤウ― [0]
【多情仏心】
(1)多情で移り気だが,無慈悲なことができないこと。
(2)書名(別項参照)。
- たじょうぶっしん 【多情仏心】 小説。里見弴作。1922(大正11)~23年発表。真心に根ざす生き方ならば自他ともに許すという信念をもった主人公藤代信之の女性遍歴を肯定的に描く。 ; 【多情仏心】 (1)多情で移り気だが,無慈悲なことができないこと。 (2)書名(別項参照)。
- さんじょう-ぶっしょ サンデウ― 【三条仏所】 平安後期から鎌倉時代にかけ,京都三条にあった仏像などの工房。定朝の弟子長勢(1010-1091)によって開かれ,円勢・長円・賢円らが出た。鎌倉時代に七条仏所が擡頭し,衰えた。 円派
- しちじょう-ぶっしょ シチデウ― 【七条仏所】 定朝(ジヨウチヨウ)の子と伝えられる覚助(カクジヨ)を祖とする仏所。康慶・運慶・湛慶らが出て,鎌倉時代以後江戸時代に至るまで勢力をふるった。仏師名に慶の字を付したところから慶派とも呼ばれる。
- いっしん-じょう ―ジヤウ [0] 【一身上】 自分の身に関すること。「―の理由で退職する」
- さん-ぶっしん [3] 【三仏身】 「三身(サンシン)」に同じ。
- ぶっしん 【仏心】 (1)仏のもつ心。仏のような慈悲深い心。 (2)衆生(シユジヨウ)のなかにある仏性。 ; 【仏身】 〔仏〕 仏の身。仏の姿。もとは具体的な仏の身体をさしたが,生身と法身の二身,法身・応身・報身の三身などを想定するようになった。 ; 【物心】 物質と精神。ものとこころ。 「―両面から援助する」
- さんじょうぶっしょ 【三条仏所】 平安後期から鎌倉時代にかけ,京都三条にあった仏像などの工房。定朝の弟子長勢(1010-1091)によって開かれ,円勢・長円・賢円らが出た。鎌倉時代に七条仏所が擡頭し,衰えた。 →円派
- しちじょうぶっしょ 【七条仏所】 定朝(ジヨウチヨウ)の子と伝えられる覚助(カクジヨ)を祖とする仏所。康慶・運慶・湛慶らが出て,鎌倉時代以後江戸時代に至るまで勢力をふるった。仏師名に慶の字を付したところから慶派とも呼ばれる。
- ガスじょう-おせんぶっしつ ―ジヤウヲセンブツシツ [8] 【―状汚染物質】 大気汚染の原因となる物質で,気体の状態で大気中に存在する物質の総称。硫黄酸化物・窒素酸化物・塩化水素などがある。 粒子状汚染物質
- ぶっしょう 【仏生】 釈迦の誕生。また,釈迦の誕生日。 ; 【仏性】 〔仏〕 仏としての性質。仏の本性。仏となれる可能性。大乗仏教では,すべてのものにそのような性質・能力がそなわっているという。 「いづれも―具せる身をへだつるのみこそかなしけれ/平家 1」
- たじょう 【多情】 (1)異性に対する愛情が移りやすいこと。浮気なこと。また,そのさま。移り気。 「―な性格」 (2)情がこもっていること。また,情が深く感じやすいこと。また,そのさま。 「―な青年の心」「実に多思―なる詩に非ずや/欺かざるの記(独歩)」
- たたじょう 〔「じょう」は「女(ジヨ)」の転か〕 魚売り女で,売色もしたもの。 「此所の肴売,内裏・小嶋より出る―と申/浮世草子・一代男 3」 →たた
- きしゅ-ぶっしん 【鬼手仏心】 外科医は手術のとき,残酷なほど大胆にメスを入れるが,それは何としても患者を救いたいという温かい純粋な心からである。仏心鬼手。
- さんぶっしん 【三仏身】 「三身(サンシン)」に同じ。
- ぶっしん-きしゅ [5] 【仏心鬼手】 「鬼手仏心」に同じ。