つぶししまだ 意味
- 【潰し島田】
女の髪の結い方の一。島田まげのまげの部分を低く押しつぶしたように結ったもの。つぶしまげ。つぶし。
- つぶし-しまだ [4] 【潰し島田】 女の髪の結い方の一。島田まげのまげの部分を低く押しつぶしたように結ったもの。つぶしまげ。つぶし。
- つぶし 【腿】 (1)もも。[名義抄] (2)ひざ。つぶぶし。[日葡] (3)くるぶし。[節用集(文明本)] ; 【潰し】 〔動詞「つぶす」の連用形から〕 (1)金属製の器物などを溶かして地金(ジガネ)にすること。また,そのもの。 「―の値段」 (2)あいている時間をいろいろなことをして費やすこと。 「ひま―」「時間―」 (3)「潰し島田」の略。 「しま田わげを―にゆひ/安愚楽
- つぶ-ぶし 【踝】 (「つぶふし」とも) (1) 「つぶなぎ」に同じ。 [和名抄] (2) ひざ。つぶし。 [日葡]
- しまだ 【島田】 静岡県中部の市。近世,東海道の宿場町で,大井川の渡し場から発達。木材・茶の集散地。近年,パルプ工場・自動車部品・食品工業などが立地。 ; 【島田】 姓氏の一。 ; 【島田】 「島田髷(マゲ)」の略。 「高―」「文金―」
- うつぶし 【空五倍子・空柴】 「五倍子(フシ)」に同じ。中空であるところからこの名がある。 ; 【俯し】 「うつぶせ」に同じ。
- うつぶしめ 【俯し目】 やや下向きかげん。ふしめ。 「大臣殿のふと心得て色も変りて―になり給へりける程に/今鏡(御子たち)」
- うつぶし-いろ [0] 【空五倍子色・空柴色】 五倍子で染めた薄黒い色。
- うつぶし-ぞめ [0] 【空五倍子染(め)】 五倍子の煎汁で灰色に染めること。また,染めたもの。
- うつぶし-め 【俯し目】 やや下向きかげん。ふしめ。「大臣殿のふと心得て色も変りて―になり給へりける程に/今鏡(御子たち)」
- かきつぶし 【書き潰し】 書き損なうこと。また,書き損なったもの。特に,書画の類。
- かき-つぶし [0] 【書き潰し】 書き損なうこと。また,書き損なったもの。特に,書画の類。
- かつぶし 【鰹節】 「かつおぶし(鰹節)」の転。
- きもつぶし 【肝潰し】 非常に驚くこと。
- きも-つぶし [3] 【肝潰し】 非常に驚くこと。
- くさつぶし 【草津節】 群馬県草津温泉の民謡で,湯揉(ユモ)み唄。大正初めに埼玉県北足立郡の機織り唄が伝えられ,湯揉みの折に唄われたのに始まる。
例文
- 潰し島田(つぶししまだ)は江戸時代天保年間から嘉永年間ごろに大流行した島田髷の一種。