つぶし 意味
- 【腿】
(1)もも。[名義抄]
(2)ひざ。つぶぶし。[日葡]
(3)くるぶし。[節用集(文明本)]
- 【潰し】
〔動詞「つぶす」の連用形から〕
(1)金属製の器物などを溶かして地金(ジガネ)にすること。また,そのもの。
「―の値段」
(2)あいている時間をいろいろなことをして費やすこと。
「ひま―」「時間―」
(3)「潰し島田」の略。
「しま田わげを―にゆひ/安愚楽鍋(魯文)」
――が効(キ)・く
それまでの職業をやめても,他の職業また他の分野の仕事でも十分やっていく能力がある。
- つぶ-ぶし 【踝】 (「つぶふし」とも) (1) 「つぶなぎ」に同じ。 [和名抄] (2) ひざ。つぶし。 [日葡]
- うつぶし 【空五倍子・空柴】 「五倍子(フシ)」に同じ。中空であるところからこの名がある。 ; 【俯し】 「うつぶせ」に同じ。
- うつぶしめ 【俯し目】 やや下向きかげん。ふしめ。 「大臣殿のふと心得て色も変りて―になり給へりける程に/今鏡(御子たち)」
- うつぶし-いろ [0] 【空五倍子色・空柴色】 五倍子で染めた薄黒い色。
- うつぶし-ぞめ [0] 【空五倍子染(め)】 五倍子の煎汁で灰色に染めること。また,染めたもの。
- うつぶし-め 【俯し目】 やや下向きかげん。ふしめ。「大臣殿のふと心得て色も変りて―になり給へりける程に/今鏡(御子たち)」
- かきつぶし 【書き潰し】 書き損なうこと。また,書き損なったもの。特に,書画の類。
- かき-つぶし [0] 【書き潰し】 書き損なうこと。また,書き損なったもの。特に,書画の類。
- かつぶし 【鰹節】 「かつおぶし(鰹節)」の転。
- きもつぶし 【肝潰し】 非常に驚くこと。
- きも-つぶし [3] 【肝潰し】 非常に驚くこと。
- くさつぶし 【草津節】 群馬県草津温泉の民謡で,湯揉(ユモ)み唄。大正初めに埼玉県北足立郡の機織り唄が伝えられ,湯揉みの折に唄われたのに始まる。
- ごくつぶし 【穀潰し】 (1)飯を食うだけで,何のはたらきもない人。 (2)人をののしっていう語。 「この―め」
- ごく-つぶし [3] 【穀潰し】 (1) 飯を食うだけで,何のはたらきもない人。 (2) 人をののしっていう語。「この―め」
- しらみ-つぶし [4] 【虱潰し】 物事をすべて片端から片づけていくこと。「―に調べる」
例文
- 新事業が彼の財産を食いつぶしていった。
- 彼女は店を見てまわって1時間つぶした。
- 時間つぶしに、私達は公園を歩き回った。
- あなたが私に寄せ掛けて暇をつぶしたい。
- 彼は私の帽子をぺちゃんこにつぶした。
- ただ時間つぶしに読書をする人もいる。
- 我々はトランプ遊びで時間をつぶした。
- 救援隊は子供をしらみつぶしに捜した。
- 彼らはトランプをして時間をつぶした。