とりつぎ 意味
- 【取(り)次ぎ・取次】
(1)取り次ぐこと。両方の者の間に立って物事を伝えること。また,それをする人。
「電話の―をする」「社長に―を頼む」「―役」「―人」
(2)自己の名をもって,他人の計算(=他人の取引の損益)においてする取引行為。
(3)出版社と書店との中間にある書籍や雑誌などの流通業。出版取次。
- とりつぎ-じょ [0] [5] 【取次所】 取り次ぎをする所。「貨物配送―」
- とりつぎ-てん [4] 【取次店】 客の注文を受けて商品の取り次ぎをする商店。
- ごよう-とりつぎ 【御用取次】 側用取次
- とりつぎじょ 【取次所】 取り次ぎをする所。 「貨物配送―」
- とりつぎてん 【取次店】 客の注文を受けて商品の取り次ぎをする商店。
- とりつぎ-しょう ―シヤウ [4] 【取次商】 取り次ぎに関する行為を営業とする商人。商法上,問屋・運送取扱人・準問屋の三種がある。
- ごようとりつぎ 【御用取次】 ⇒側用取次(ソバヨウトリツギ)
- そばようとりつぎ 【側用取次】 江戸幕府の職名。側衆の中から選ばれた,将軍と老中との間の取次役。定員三名。御側御用取次。御用取次。
- そばよう-とりつぎ [5] 【側用取次】 江戸幕府の職名。側衆の中から選ばれた,将軍と老中との間の取次役。定員三名。御側御用取次。御用取次。
- とりつぎしょう 【取次商】 取り次ぎに関する行為を営業とする商人。商法上,問屋・運送取扱人・準問屋の三種がある。
- りつぎ 【律義・律儀】 ※一※ (名) 〔仏〕 〔梵 saṃvara〕 悪を防ぎ,善に導く正しい行い。また,そういう行いを定めた戒律。禁戒。 「故笠置の解脱上人如法の―興隆志深くして/沙石 3」 ※二※ (名・形動) 「りちぎ(律義){(1)}」に同じ。 「風俗―に/浮世草子・永代蔵 1」「―千万(センバン)ノ人ナリ/日葡」
- とり-つぎ [0] 【取(り)次ぎ・取次】 (1) 取り次ぐこと。両方の者の間に立って物事を伝えること。また,それをする人。「電話の―をする」「社長に―を頼む」「―役」「―人」 (2) 自己の名をもって,他人の計算(=他人の取引の損益)においてする取引行為。 (3) 出版社と書店との中間にある書籍や雑誌などの流通業。出版取次。
- とりつ 【都立】 〔「東京都立」の略〕 東京都が設立・経営していること。また,そのもの。 「―高校」
- ありつぎ 【蟻継(ぎ)】 建築の継手の一。蟻枘(アリホゾ)を作って木材を継ぐもの。 →継ぎ手
- きりつぎ 【切(り)接ぎ・切(り)継ぎ】 (1)切って接ぎあわせること。また,そのもの。 「―した紙」 (2)接ぎ木法の一。台木に縦に切り込みを入れ,下部を斜めにそいだ接ぎ穂をさしこみ,上から縛って密着・癒合させる法。 (3)勅撰集などの撰歌後,部分的取捨・訂正のために稿本を切りついだこと。また,そのもの。 (4)仮名料紙の一種。異なる料紙二枚を直線に切り,2ミリメートルくらい重ねて貼る。斜め
例文
- 生神金光大神取次(いきがみこんこうだいじんとりつぎ。
- 取次(とりつぎ)とは、商法の法律用語で、自己の名をもって他人のために法律行為をなすこと。
- 出版取次(しゅっぱんとりつぎ)とは、出版とその関連業界で、出版社と書店の間をつなぐ流通業者を指す言葉。
- なお、出版・印刷業界では、出版社を版元(はんもと)、卸業者を取次(とりつぎ)、小売店を小売書店などと呼び分けている。