ひきずりまわす 意味
- 【引き摺り回す】
(1)引きずってあちこちへ動かす。
(2)自分の思い通りに連れて歩く。引き回す。
「東京じゅうを―・される」
- ひきずり-まわ・す ―マハス [6] 【引き摺り回す】 (動サ五 [四] ) (1) 引きずってあちこちへ動かす。 (2) 自分の思い通りに連れて歩く。引き回す。「東京じゅうを―・される」
- おひきずり 【御引き摺り】 (1)歩くとひきずるような裾の長い着物。また,そのような仕立て方。 (2)「ひきずり{(1)}」に同じ。
- お-ひきずり [3] 【御引き摺り】 (1) 歩くとひきずるような裾の長い着物。また,そのような仕立て方。 (2) 「ひきずり{ (1) }」に同じ。
- ひきずり 【引き摺り】 (1)〔着物の裾を引き摺るように着る意から〕 おしゃればかりしていて,ろくに働かない女性をののしっていう語。おひきずり。 「―のくせに早いは尻ばかり/柳多留 4」 (2)「引き摺り下駄」の略。 (3)「引き摺り餅」の略。
- ひきずり-げた [4] 【引き摺り下駄】 のめり下駄の一。台を前後二つに切り,表は革を鋲(ビヨウ)打ちしてつなぎ,裏の中央をくりぬいたもの。引き下駄。
- ひきずり-もち [4] 【引き摺り餅】 数人で道具を持ち歩き,賃餅をついてまわること。また,その餅。
- きりまわす 【切(り)回す】 (1)中心となって物事を処理する。中心となって組織などを動かす。 「女手一つで大所帯を―・す」 (2)物の周囲をぐるりと切る。 「明り障子の破ればかりを禅尼手づから小刀して―・しつつ張られければ/徒然 184」 (3)むやみに切る。 「無二無三に―・し/浄瑠璃・用明天皇」 ‖可能‖ きりまわせる
- くりまわす 【繰(り)回す】 金銭などをやりくりする。また,家庭内を切り回す。 「大屋敷,如何なる事して―・すや/露小袖(乙羽)」 ‖可能‖ くりまわせる
- とりまわす 【取(り)回す】 (1)仕事・人などをほどよく取り扱う。うまく処理する。 「店の仕事を一人で―・す」 (2)一部を取って次へ回す。 「料理を盛った大皿を―・す」 (3)ぐるりと囲む。とりまく。 「東一方をば敵未だ―・し候はねば/太平記 9」 ‖可能‖ とりまわせる
- のりまわす 【乗(り)回す】 乗り物を走らせて,あちらこちらめぐる。 「高級車を―・す」 ‖可能‖ のりまわせる
- はりまわす 【張(り)回す】 (1)布・縄などを,まわりに切れ目なく張る。はりめぐらす。 「幔幕(マンマク)を―・す」 (2)(「撲り回す」とも書く)ところかまわずなぐる。 「はつて―・すはりすまふ/狂言記・文相撲」
- ふりまわす 【振(り)回す】 (1)手や,手に持った物を大きく振り動かす。また,乱暴に振り動かす。 「棒を―・して暴れる」 (2)得意げに持ち出す。ひけらかす。 「生半可な知識を―・す」「肩書を―・す」「威光を―・す」 (3)人を思うままに動かす。 「子供に―・される」「にせ情報に―・される」 ‖可能‖ ふりまわせる
- 切りまわす 対処する; 切り回す; 運営する; 切盛する; 切盛りする; 取り廻す; 切り廻す; とり捌く; 取廻す; 取りまわす; 持扱う; 切り盛りする; 持てあつかう; 持ち扱う; 扱う; 処する; 繰廻す; 御す; くり回す; とり仕切る; 処す; 切廻す; 持て扱う; 切回す; 取扱う; 取りあつかう; 動かす; 繰回す; とり回す; 取り扱う; 取回す; 経営する; 繰り廻す; 繰り回す; 取
- 取りまわす 切盛する; 切盛りする; 切り廻す; 取り廻す; 対処する; 切り回す; 取廻す; 持扱う; とり捌く; 持てあつかう; 切り盛りする; 扱う; 切りまわす; 処する; 持ち扱う; 繰廻す; とり仕切る; くり回す; 処す; 切廻す; 持て扱う; 繰回す; 切回す; 取扱う; 取りあつかう; 取り扱う; 取回す; とり回す; 繰り回す; 繰り廻す; 繰りまわす; 取り回す
- 振りまわす スイングする; 掻払う; 振り立てる; 振る; 振り上げる; スウィングする; 振動する; あおる; 打ち振る; 振るう; 煽る; 振う; 振り回す; 打ちふる; 振り翳す; 打振る; 振りあげる; 掻き払う; 振回す; 振翳す; 揮う
例文
- イッキのよき理解者であると同時に彼をひきずりまわす悪友的な面を持つ。