ひきつれる 意味
- 【引(き)連れる】
連れていく。伴っていく。
「仲間を―・れて押しかける」
- 【引き攣れる】
「ひきつる{※一※}」に同じ。
「足が―・れる」
- ぬきつれる 【抜(き)連れる】 大勢の者が,そろって刀を抜く。 「四人均しく刀を―・れ切つてかかる/真景累ヶ淵(円朝)」
- つれる 【吊れる・攣れる】 (1)ひきつった状態になる。痙攣(ケイレン)する。《攣》「足の筋肉が―・れる」 (2)ひきつって縮まる。《吊》「縫い目が―・れる」 (3)つりあがる。《吊》「怒るとすぐ目が―・れる」 ; 【釣れる】 〔「釣る」の可能動詞から〕 釣りで,魚が捕れる。 「ここではタイがよく―・れる」
- きつれい 【吉礼】 ⇒きちれい(吉礼) ; 【吉例】 ⇒きちれい(吉例)
- きつれ-ごうし ―ガウシ [4] 【木連れ格子】 「狐格子(キツネゴウシ)」に同じ。
- きつれごうし 【木連れ格子】 「狐格子(キツネゴウシ)」に同じ。
- うちつれる 【打(ち)連れる】 いっしょに出かける。連れ立つ。 「家族―・れて出かける」
- ほつれる 【解れる】 織ったり組んだり束ねたりしたものが,ゆるんでほどけ乱れる。 「袖口が―・れる」「―・れた髪の毛」
- めしつれる 【召(し)連れる】 貴人が従者などを伴う。従えて行く。 「供を―・れる」
- もつれる 【縺れる】 (1)糸や髪の毛などがからみ合ってほどけなくなる。 「釣り糸が―・れる」「髪の毛が―・れる」 (2)言語・動作が思い通りにできなくなる。 「舌が―・れる」「足が―・れる」 (3)感情や事情がこみいって収拾がつかなくなる。こじれる。紛糾する。 「交渉が―・れる」「話が―・れる」
- やつれる 【窶れる】 (1)病気や心配事などのために,やせおとろえる。 「長のわずらいで―・れる」 (2)おちぶれる。みすぼらしくなる。 「かく―・れたるに,あなづらはしきにやと/源氏(明石)」 (3)目立たないようにしている。また,喪服姿になる。 「網代車の昔,おぼえて―・れたるにて出で給ふ/源氏(若菜上)」
- よびつれる 【呼(び)連れる】 さそっていっしょに行く。 「皆も来いと―・れて表へかけ出す/たけくらべ(一葉)」
- 引っつれる ぴくぴく動く; 引き攣れる; 引きつる; 引き攣る; ひくつく; 引っ攣れる; ひくひくする; 引っつる; 引攣る; 引攣れる; 引っ攣る; 吊る; ヒクつく
- ひきつぎ 【引(き)継ぎ】 引き継ぐこと。 「業務の―を行う」
- ひきつぐ 【引(き)継ぐ】 前任者の業務などを受け継ぐ。 「所長の事務を―・ぐ」 ‖可能‖ ひきつげる
- ひきつけ 【引(き)付け】 (1)発作性の全身痙攣(ケイレン)。乳幼児に多く,原因はさまざま。癲癇(テンカン)に伴う痙攣もいう。 (2)引き合わせること。紹介すること。 「阿部安右衛門より―の書翰(テガミ)を貰ひし/高橋阿伝夜叉譚(魯文)」 (3)遊里で,客を遊女に引き合わせること。 「『馴染か』『なにさ―さ』/洒落本・粋町甲閨」 (4)(「引付」と書く)鎌倉・室町幕府に置かれた訴訟審理機関