ひきつぼぬ 意味
読み方:
意味携帯版
- 【引き局ぬ】
屏風(ビヨウブ)や几帳などで囲う。
「御屏風一よろひを―・ね/紫式部日記」
- ひきつぼし 【斗宿】 二十八宿の斗(ト)宿の和名。射手(イテ)座北西部に位置する。南斗六星。ひつきぼし。
- つぼぬき 【坪抜き】 魚の鰓蓋(エラブタ)の下へ菜箸(サイバシ)を入れ,内臓をこれにからめて抜き出すこと。
- たきつぼ 【滝壺】 滝が落ち込んで深い淵(フチ)となった所。
- わきつぼ 【脇壺・腋壺】 (1)脇の下のくぼんだ所。腋窩(エキカ)。 「治部の法眼が射ける矢に―射られて失せにけり/義経記 5」 (2)「脇楯(ワイダテ)」に同じ。
- ひきつぎ 【引(き)継ぎ】 引き継ぐこと。 「業務の―を行う」
- ひきつぐ 【引(き)継ぐ】 前任者の業務などを受け継ぐ。 「所長の事務を―・ぐ」 ‖可能‖ ひきつげる
- ひきつけ 【引(き)付け】 (1)発作性の全身痙攣(ケイレン)。乳幼児に多く,原因はさまざま。癲癇(テンカン)に伴う痙攣もいう。 (2)引き合わせること。紹介すること。 「阿部安右衛門より―の書翰(テガミ)を貰ひし/高橋阿伝夜叉譚(魯文)」 (3)遊里で,客を遊女に引き合わせること。 「『馴染か』『なにさ―さ』/洒落本・粋町甲閨」 (4)(「引付」と書く)鎌倉・室町幕府に置かれた訴訟審理機関
- ひきつける 【引(き)付ける】 (1)近くに引き寄せる。 「手元に―・けて打つ」 (2)(「惹き付ける」とも書く)人の心を誘い寄せる。魅惑(ミワク)する。 「彼の人柄にはだれもが―・けられる」 (3)こじつける。かこつける。付会する。 「自説に―・けて解釈する」 (4)痙攣(ケイレン)を起こす。ひきつけを起こす。 「敷居にかしらをしたゝかうちて…目を―・け(=目ヲマワシ)/西洋道中膝栗毛(
- ひきつけ-げた [4] 【引(き)付け下駄】 台を切り込んで歯を付け,表を付けた駒下駄。引き付け。
- ひきつづき 【引(き)続き】 それまで行われていたものに続けること。続いていること。副詞的にも用いる。 「前回からの―の議題」「講演の後―懇親会を開く」
- ひきつづく 【引(き)続く】 ※一※ (動カ五[四]) (1)物事が中断せずにずっと続く。 「戦乱が―・く」 (2)ある事の終わったあとにすぐ別の事が続く。 「このあと,―・いてショーがあります」 →引き続き ※二※ (動カ下二) あとに続くようにする。引き連れる。 「上達部・君達を―・けて/源氏(浮舟)」
- ひきつめる 【引(き)詰める】 (1)たるみのないようにきつく引く。 「髪を後ろに―・めて束ねる」 (2)弓を絶え間なく引く。射続ける。 「さしつめ―・めさんざんに射る/平家 4」
- ひきつり 【引き攣り】 (1)やけどなどの傷あとの皮膚が縮んで周囲から引っ張ったようになること。ひっつり。ひっつれ。 (2)筋肉が痙攣(ケイレン)を起こすこと。
- ひきつる 【引き攣る】 ※一※ (動ラ五[四]) (1)やけどなどの傷あとの皮膚が引っ張られたようになる。 「傷あとが―・れる」 (2)痙攣(ケイレン)を起こす。 「手足を―・らせる」 (3)かたくこわばる。 「顔が―・る」「声を―・らせる」 ※二※ (動ラ下二) ⇒ひきつれる(引攣)
- ひきつれる 【引(き)連れる】 連れていく。伴っていく。 「仲間を―・れて押しかける」 ; 【引き攣れる】 「ひきつる{※一※}」に同じ。 「足が―・れる」