ぶるぶる 意味
- 小きざみにゆれ動くさま。また,寒さ・恐怖などで,体が震えるさま。
「怖くて―(と)震える」「手が―して字が思うように書けない」
- ぶるぶるする 揺れる; がたつく; 震わす; 揺がす; 慄く; 打ち震わす; ぐらつく; 戦慄する; シェークする; 揺動する; 身震いする; 震慴する; 打震える; 震戦く; 震撼する; 震慄する; がくがく; 寒けだつ; 震う; 揺すぶる; 顫動する; 打ち震える; 揺振る; わなわなする; 震いおののく; 揺さぶる; 揺ぐ; 身ぶるいする; 震えあがる; シェイクする; 寒け立つ; ブルブルする; 撹
- ふるぶるし 【古古し・旧旧し】 いかにも古い。大変古風だ。 「いとさだすぎ,―・しき人の/枕草子 83」
- ふるぶる・し 【古古し・旧旧し】 (形シク) いかにも古い。大変古風だ。「いとさだすぎ,―・しき人の/枕草子 83」
- わるぶる 【悪ぶる】 〔「ぶる」は接尾語〕 いかにも悪者であるかのように振る舞う。悪者ぶる。
- ぶる 【振る】 〔接尾語「ぶる」が独立の動詞として用いられるようになったもの〕 俗に,えらそうに振る舞う。きどる。もったいぶる。 「―・った奴」「彼は―・るから嫌だ」 ; 【振る】 〔動詞五[四]段型活用〕 名詞や形容詞・形容動詞の語幹などに付いて,いかにもそれらしい様子をする,そのように振る舞うなどの意を表す。 「学者―・る」「気持ちがたか―・る」「利口―・って嫌な奴」
- ぶる-ぶる [1] (副)スル 小きざみにゆれ動くさま。また,寒さ・恐怖などで,体が震えるさま。「怖くて―(と)震える」「手が―して字が思うように書けない」
- あぶる 【溢る】 ⇒あぶれる ; 【炙る・焙る】 (1)火にあててこげ目をつける程度に軽く焼く。 「鰺(アジ)の干物(ヒモノ)を―・る」「のりを―・る」 (2)火にあてて乾かしたり,あたためたりする。 「手を火鉢で―・る」 ‖可能‖ あぶれる
- いぶる 【燻る】 よく燃えないで煙がたくさん出る。けぶる。くすぶる。 「なま木が―・る」 ; ゆすぶる。揺り動かす。ゆぶる。 「孫は―・られて,何心なく笑ふ/御伽草子・福富」
- かぶる 【齧る】 (1)かじる。 「黒白二つの月の鼠が其の草の根を―・るなる/太平記 33」 (2)〔虫がかじるためと考えたことから〕 腹がしくしく痛む。 「互いに虫腹が―・らう/狂言・宗論(虎寛本)」 →虫が齧る ; 【気触る】 ⇒かぶれる ; 【被る・冠る】 〔「かがふる」が「かうぶる」を経て転じたもの〕 (1)頭の上にのせる。上にかけて覆う。 「帽子を―・る」「布団を
- がぶる (1)風波のため,船体が激しく揺れる。 (2)相撲で,四つに組んで相手の体をゆするようにして寄っていく。 「―・って寄る」
- けぶる 【煙る・烟る】 〔「けむる」の古形〕 (1)「けむる(煙)」に同じ。 「広い部屋が一面に―・つて居る/続風流懺法(虚子)」 (2)輪郭がかすんで,ほのかにみえる。かすんで美しくみえる。 「眉のわたりうち―・り/源氏(若紫)」 (3)火葬にされて,煙となって上る。 「―・りにし人を桶火(オケビ)の灰によそへて/和泉式部集」
- しぶる 【渋る】 〔名詞「渋(シブ)」の動詞化〕 (1)物事がすらすらと進行しない。とどこおる。 「筆が―・る」 (2)ためらう。誘いになかなか応じようとしない。ぐずぐずする。 「出資を―・る」「金を出し―・る」「今宵はえなむ,など―・らせ給ふに/枕草子 104」 (3)渋り腹になる。 「ハラガ―・ル/ヘボン」
- せぶる 「せびる」に同じ。 「女郎―・つて掴み取つた一歩小判の金が罰/浄瑠璃・傾城酒呑童子」
- たぶる 【狂る】 心が乱れる。気が狂う。 「―・れたる醜(シコ)つ翁の言(コト)だにも/万葉 4011」
- つぶる 【潰る】 ⇒つぶれる ; 【瞑る】 (1)まぶたをとじる。つむる。 「ちょっと目を―・ってて」 (2)(「目をつぶる」の形で)見て見ぬふりをする。 「不正に目を―・る」 ‖可能‖ つぶれる
例文
- しゃべり出した時彼の両手はぶるぶる震えた。
- トム・スケレトンは手足をぶるぶる震わせていた。
- ぶるぶる震えてるんが
- ぶるぶる震える様子が
- また、ぶるぶる震えるぬいぐるみもある。
- 震々(ぶるぶる)は、日本に伝わる妖怪。
- 唇をぶるぶると振るわせた音。
- Lv3 /shiver … リヴリーがぶるぶると震えます。
- 二人がぶるぶる震えていると、棺おけを担いだ集団がなだれ込んできた。
- またぶるぶるが体内に入ると、その人間は徐々に体温が下がり、しまいには凍死してしまう。