みか-の-もちい 意味
読み方:
意味携帯版
- ―モチヒ
【三日の餅】
古く,婚礼から三日目の夜に,夫婦が祝いの餅を食べること。また,その餅。みかよのもち。みか。愛敬(アイキヨウ)の餅(モチイ)。
- みかのもちい 【三日の餅】 古く,婚礼から三日目の夜に,夫婦が祝いの餅を食べること。また,その餅。みかよのもち。みか。愛敬(アイキヨウ)の餅(モチイ)。
- いか-の-もちい ―モチヒ 【五十日の餅】 「五十日の祝(イワイ)」の餅(モチ)。
- みかよ-の-もち 【三日夜の餅】 三日
- おけら-の-もちい ヲケラ―モチヒ 【朮の餅】 追儺(ツイナ)の夜,神に供えるオケラを入れた餅。悪病を除くとされた。
- あいきょう-の-もちい ―キヤウ―モチヒ 【愛敬の餅】 「三日(ミカ)の餅(モチイ)」に同じ。
- もちい 【餅】 〔「もちいひ(餅飯)」の転〕 もち。 「―二十ばかりぞ取り出しける/義経記 5」
- かいもちい 【掻い餅】 〔「かきもちひ」の転〕 今のぼたもちの類の称。一説に,中世以降はそばがきをいう。かいもち。 「いざ給へ,出雲をがみに。―めさせん/徒然 236」
- かい-もちい ―モチヒ 【掻い餅】 (「かきもちひ」の転) 今のぼたもちの類の称。一説に,中世以降はそばがきをいう。かいもち。「いざ給へ,出雲をがみに。―めさせん/徒然 236」
- こもちいし 【子持(ち)石】 石の中に小粒の石の入っているもの。特に,糗石(ハツタイイシ)のこと。
- つばい-もちい ―モチヒ 【椿餅】 餅米の粉に甘葛(アマズラ)をかけて丸くかため,椿の葉二枚で包んだ餅。つばいもち。つばきもち。「檜破子(ヒワリゴ)・御酒(ミキ)・―など奉り給へり/宇津保(国譲上)」
- ははこ-もちい ―モチヒ 【母子餅】 ハハコグサの若葉をつき混ぜて作った餅。「春の野にいろいろ摘める―ぞ/和泉式部集」 草餅
- まがり-もちい ―モチヒ 【糫餅・環餅】 米麦の粉を練り,細長く伸ばしてさまざまな形にして油で揚げた菓子。まがり。 [新撰字鏡]
- もちいい 【餅飯】 「もちい(餅)」に同じ。
- もちいえ 【持(ち)家】 その人の所有する家。もちや。
- もちいね 【糯稲】 イネの一品種。粘り気が強いので,強飯(コワメシ)・餅をつくるのに用いる。 ⇔うるしね