上路の山 意味
読み方:
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- あげろのやま
新潟県西端の山。親不知(オヤシラズ)の難所を避ける山越えの道があり,古来の難所。山姥(ヤマウバ)の伝説があり,謡曲「山姥」などで知られる。
- 路の 連針; 横の; 横切って行く
- 上路橋 じょうろきょう ◎ 通路部分が橋桁(ハシゲタ)の上部にある橋。 ⇔下路橋(カロキヨウ)
- 間の山・相の山 あいのやま 三重県伊勢市の地名。伊勢神宮の内宮と外宮との間にあり,近世は遊里もあった。
- 水路の 水圏学の; 水路測量
- 位の山 くらいのやま (1)帝王の位。 「すべらぎの―の小松原/続古今(賀)」 (2)「位山(クライヤマ)」(地名)に同じ。
- 剣の山 つるぎのやま 地獄にあるという,刃を上に向けた剣を植えた山。
- 塩の山 しおのやま 現在の山梨県塩山市北部の山。海抜553メートル。 「差し出の磯」とともに和歌に詠まれた。((歌枕))「―差し出の磯にすむ千鳥/古今(賀)」
- 宝の山 たからのやま ⑥ 宝がたくさんある山。大きな利益が得られるもののたとえ。 「―を掘り当てる」
- 恋の山 こいのやま うず高く積もった恋の思いを山にたとえた語。 「―入りて苦しき道ぞとは/新千載(恋一)」 ――には孔子(クジ)の倒れ 〔「くじ」は孔子(コウシ)の呉音〕 恋のためには聖人すら誤りを犯すことがあるという意。
- 標の山 ひょうのやま 大嘗(ダイジヨウ)祭に悠紀(ユキ)・主基(スキ)両国の国司の並ぶ位置を示すために置く山形。木綿(ユウ)・榊・日月などで飾り,卯(ウ)の日に斎場より大嘗宮へ引き入れる。現在の祇園祭の山鉾(ヤマボコ)はこれが大規模化したもの。標山(シメヤマ)。しるしのやま。
- 氷の山 板ガラス; 氷; 大量の氷; 氷塊; アイスクリーム; 窓ガラス; 鏡
- 波の山 波峰; 波頭; 波の峰; 波頂
- 芋の山 いものやま 「山の芋」の倒語。連歌。俳諧で,「ぐりはま(蛤)」「林祇園(祇園林)」などのように作為的な造語をすること。 「かやうのえせものを連歌にては―とて大きに嫌ふ/誹諧破邪顕正」
- 針の山 はりのやま ①①-② 地獄にあるという,一面に針の生い出ている山。
- 関の山 せきのやま ⑤ なしうる限度。精一杯。せいぜい。 「準決勝まで残るのが―だ」