上達部 意味
- かんだちべ
「かんだちめ」に同じ。
「…と言へば御子達・―聞きて/竹取」
- かんだちめ ④③
〔「かむだちめ」とも表記〕
三位以上の人,および四位の参議。公卿(クギヨウ)。かんだちべ。
「やむごとなき―・弁官なんどの中にも/源氏(須磨)」
- 上達 じょうたつ ◎ 〔古くは「しょうたつ」〕 (1)技芸が上手になること。 「書が―する」 (2)一般の人の意見などが上位の人に伝わること。 ⇔下達(カタツ) 「下意―」
- 上達させる 改善する; 上達する; 改善; 良くなる
- 上達した 進歩した; 前進した
- 上達する 進展する; 上達させる; 向上する; 伸びる; 発展する; 手が届く; 間に合う; 改善する; 発達する; 足りる; 改善; 増進する; 進歩する; 到着する; 達する; 成長する; 追いつく; 良くなる; 上進する; 育つ
- 下学上達 かがくじょうたつ ① 〔論語(憲問)〕 手近なところから学んで,次第に深い学問に進んでいくこと。
- 下意上達 かいじょうたつ ① 一般の人の考え・意見などが,上位の人に達すること。 →上意下達
- 上郡 かみごおり 兵庫県南西部,赤穂郡の町。千種川が貫流する。赤松則村(ノリムラ)の白旗城跡がある。 ; じょうぐん ◎ 律令制で,郡を里数の多少により五等級に分けたときの第二位。一二里以上一五里以下。
- 上部 じょうぶ ① 上の部分。 ⇔下部
- 上部の 上方の; 上の; 上層の
- 上運天 名字
例文
- 公卿は別名、星の位、上達部、雲上人などといわれた。
- 藤原氏全盛時代において数少ない源氏の上達部として一条・三条・後一条・後朱雀の4天皇に仕えた。
- 勲等との対比では勲二等に比例し、正四位上参議及び従三位以上の官位にある者を公卿、上達部とした。
- この日の儀式は多数の上達部が故障を訴える中で強行されたが、中納言藤原在衡が長奉送使になり、寅一刻(午前3時頃)進発した。