下意上達 意味
- かいじょうたつ ①
一般の人の考え・意見などが,上位の人に達すること。
→上意下達
- 下意 かい ① しもじもの者の意思。大衆の考え・意見。民意。 ⇔上意 「―上達」
- 上達 じょうたつ ◎ 〔古くは「しょうたつ」〕 (1)技芸が上手になること。 「書が―する」 (2)一般の人の意見などが上位の人に伝わること。 ⇔下達(カタツ) 「下意―」
- 下意識 かいしき ② ⇒前意識(ゼンイシキ)
- 上達部 かんだちべ 「かんだちめ」に同じ。 「…と言へば御子達・―聞きて/竹取」 ; かんだちめ ④③ 〔「かむだちめ」とも表記〕 三位以上の人,および四位の参議。公卿(クギヨウ)。かんだちべ。 「やむごとなき―・弁官なんどの中にも/源氏(須磨)」
- 下意識の 潜在意識の
- 上達させる 改善する; 上達する; 改善; 良くなる
- 上達した 進歩した; 前進した
- 上達する 進展する; 上達させる; 向上する; 伸びる; 発展する; 手が届く; 間に合う; 改善する; 発達する; 足りる; 改善; 増進する; 進歩する; 到着する; 達する; 成長する; 追いつく; 良くなる; 上進する; 育つ
- 下学上達 かがくじょうたつ ① 〔論語(憲問)〕 手近なところから学んで,次第に深い学問に進んでいくこと。
- 下恋 したごい 表に出さないで心中ひそかに恋い慕うこと。 「―に思ひうらぶれ/万葉 3978」
- 下思ひ したおもい 〔「した」は心の意〕 心の中に隠して顔や言葉に表さない感情。したもい。 「人皆知りぬわが―は/万葉 2468」 ; したもい 「したおもい(下思)」に同じ。 「―に嘆かふ我が背/万葉 3973」
- 下愚 かぐ ① 〔論語(陽貨)〕 大層愚かなこと。また,その人。至愚。 「世俗の事に携りて生涯を暮すは,―の人なり/徒然 151」 →上知と下愚とは移らず
- 下心 した-ごころ [3] 【下心】 (1) 心の底で,ひそかに考えていること。たくらみ。もくろみ。「妙に親切なのは何か―があるのだろう」 (2) 本心。内心。真意。「我(ア)が―木の葉知るらむ/万葉 1304」 (3) 漢字の脚の一。「忝」「恭」などの「㣺」,「念」「思」などの「心」の部分。
- 下慣らし したならし ③ 準備のために慣らしておくこと。下稽古(ゲイコ)。