寄合肝煎 意味
- よりあいきもいり ⑤
江戸幕府の職名。若年寄の配下。定員五人。寄合{(4)}の各組を分担して管理した。
- 肝煎 アレンジャー; オーガナイザー; 勧進元; まとめ役; 当屋; 元締め; 主催; オーガナイザ; 頭屋; プロモーター; 胆煎り; 座本; 後援; 主催者; 座元; オルガナイザー; オルグ; 肝煎り; 肝入り; スポンサーシップ; 肝入; 元締; 興行主; 世話人; 組織者
- 寄合 寄りあい; 寄合い; 寄り合い; パーティー; パーティ
- 大肝煎 おおぎもいり ⇒大庄屋(オオジヨウヤ)
- 肝煎り 当屋; 元締め; アレンジャー; オーガナイザー; 勧進元; まとめ役; オーガナイザ; 頭屋; プロモーター; 主催; 肝煎; オルガナイザー; 胆煎り; 座本; 後援; 主催者; 座元; 元締; 肝入; 組織者; 興行主; 世話人; オルグ; 肝入り; スポンサーシップ
- 肝煎る きもいる 世話をする。取りもちをする。周旋する。 「お吉に立派な聟がねを―・つて恩報じを仕ようと/くれの廿八日(魯庵)」
- 肝煎宿 きもいりやど 口入れ屋。 「あなたこなたの―を頼みしに/浮世草子・武道伝来記 6」
- 寄合い 寄り合い; 寄合; パーティー; 部落の集会; パーティ; 寄りあい
- 寄合う 集い合う; 寄る; 会する; あう; つどい合う; 集う; 寄り集まる; 会う; 会合する; 参集する; 集く; 顔を合わせる; 逢う; 寄り合う; 集まる; 会す; 一緒にする; 会同する; 集合う; 集会する; 集合する
- 寄合せ 拾集; 寄合わせ; 寄せ合せ; 寄集り; 寄集まり; 寄せ集め; 蒐集; 寄せあわせ; 集結; 寄集め; 収集; コレクション; 寄せ合わせ; 採集
- 寄合組 よりあいぐみ ◎ 「寄合{(4)}」に同じ。
- 寄合衆 よりあいしゅう ③ 寄合{(2)}を構成した者。
- 肝入(り)・肝煎 きも-いり [0] 【肝入(り)・肝煎】 (1) あれこれ世話や斡旋をすること。また,その人。取りもち。 (2) 江戸時代,名主・庄屋の異名。 (3) 江戸幕府の職制で高家(コウケ)や旗本の寄合の上席。高家肝煎・寄合肝煎など。 (4) 奉公人・遊女などを周旋すること。また,それを業とする人。
- 肝入{(}り{)}・肝煎 きもいり ◎ (1)あれこれ世話や斡旋をすること。また,その人。取りもち。 (2)江戸時代,名主・庄屋の異名。 (3)江戸幕府の職制で高家(コウケ)や旗本の寄合の上席。高家肝煎・寄合肝煎など。 (4)奉公人・遊女などを周旋すること。また,それを業とする人。
- 肝入{(り)}・肝煎 きもいり ◎ (1)あれこれ世話や斡旋をすること。また,その人。取りもち。 (2)江戸時代,名主・庄屋の異名。 (3)江戸幕府の職制で高家(コウケ)や旗本の寄合の上席。高家肝煎・寄合肝煎など。 (4)奉公人・遊女などを周旋すること。また,それを業とする人。
- 高家肝煎 こうけきもいり 江戸幕府で高家のうちから選ばれ高家諸氏の差配にあたる者。通常三人で,月番制。
例文
- 文久3年(1863年)10月8日、寄合肝煎に異動。
- 天保4年(1833年)9月19日、寄合肝煎に異動。
- 文政3年(1820年)5月16日寄合肝煎に就任する。
- 文久2年(1862年)10月24日、寄合肝煎に異動。
- 安政5年(1858年)11月29日寄合肝煎に就任する。
- 11月23日、桜田門外の変に際して、大老井伊直弼の死を隠蔽した罪により寄合肝煎差扣。
- 寛政2(1790)年に寄合より非役職の寄合肝煎が選出され、寄合より役職・出役への推薦・斡旋を行うようになる。
- 嘉永4年(1851年)9月より翌5年(1852年)9月まで駿府加番を勤め、安政2年(1855年)7月19日火事場見廻役へ異動、安政5年(1858年)11月29日には寄合肝煎(三千石以上の旗本の世話役)、同年12月8日講武所頭取、安政6年(1859年)12月15日外国奉行就任となり同日、従五位下・石見守に叙任され、翌日には神奈川奉行兼任となった。