朱雀野 意味
読み方:
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- しゅじゃかの
平安京の朱雀大路以西の,荒廃して野となった地。しゅしゃかの。しゅじゃくの。
- 朱雀 しゅじゃく ⇒すざく(朱雀) ; すざく ①◎ (1)四方をつかさどる天の四神(シジン)の一。鳥の姿で表され,南方に配する。朱鳥。しゅじゃく。 (2)二十八宿のうち,南方七宿の総称。 (3)「朱雀大路」「朱雀門」の略。 ; すじゃく ①◎ ⇒すざく(朱雀)
- 朱雀門 すざくもん 平安京大内裏の外郭十二門の一。南面中央にある。南門。しゅじゃくもん。 →大内裏
- 朱雀院 すざくいん 平安時代の後院の一。嵯峨天皇以後,代々の天皇が譲位後に住んだ御所。朱雀大路の西,三条の南に八町を占めていた。
- 雀野豌豆 すずめのえんどう ⑤ マメ科の越年草。日当たりのよい草地や畑に自生。茎は細く地に伏し,長さ約40センチメートル。葉は羽状複葉で,中軸の先端は巻きひげとなる。春,葉腋(ヨウエキ)から長い花柄を出して淡青紫色の蝶形花を数個開き,豆果をつける。カラスノエンドウよりやや小形。
- 後朱雀天皇 ごすざくてんのう (1009-1045) 第六九代天皇(在位 1036-1045)。名は敦良(アツナガ)。一条天皇の第三皇子。母は藤原道長の女(ムスメ)上東門院彰子。在位中は藤原氏の全盛期で,頼通が関白であった。
- 朱雀大路 すざくおおじ 平城京・平安京の中央を南北に走る大路。大内裏の南面の朱雀門から南端の羅城門に至る。この大路の東を左京,西を右京という。今の京都市では千本通りがほぼこれにあたる。しゅじゃくおおじ。
- 朱雀天皇 すざくてんのう (923-952) 第六一代天皇(在位930-946)。名は寛明(ユタアキラ)。醍醐天皇第一一皇子。
- 朱陸 しゅりく 中国の儒学者,朱熹(シユキ)と陸象山のこと。
- 朱鞘 しゅざや ◎ 刀の鞘の朱色のもの。朱塗りの鞘。
- 朱銘 しゅめい ◎ 刀剣鑑定の家元本阿弥家で,無銘刀を鑑定し,作者名を刀心に朱で書くこと。また,その銘。
- 朱鞠内湖 しゅまりないこ 北海道北部,石狩川支流の雨竜川にある人造湖。雨竜第一ダムと第二ダム(宇津内湖)からなる。面積23.7平方キロメートル。雨竜湖。