盈虚 意味
- えいきょ ①
(1)月の満ち欠け。盈虧(エイキ)。
「月ノ―/ヘボン」
(2)栄えることと衰えること。栄枯。
- 盈盈 えいえい ◎ 水の満ちるさま。物の多量にあるさま。 「財宝―タリ/日葡」
- 盈満の咎め えいまんのとがめ 〔後漢書(折像伝)〕 あまりに満ち足りているときは,往々にして災いの生ずるおそれがあるということ。
- 盈虧 えいき ① 〔「盈」はみちる,「虧」はかける意〕 (1)月が満ちたり欠けたりすること。盈虚。 (2)利益と損失。
- 盈満 えいまん ◎ 十分に満ち足りている・こと(さま)。[日葡]
- 益 えき ◎① (1)人や世の中の役に立つこと。ためになること。 ⇔害 「何の―もない書物」 (2)利益。もうけ。 ⇔損 「―のない仕事」 ; やく ① 〔呉音〕 「えき(益)」に同じ。 「何の―もない」「命終り侍りなば何の―かは侍らむ/源氏(薄雲)」
- 盈欠 満欠; 満虧; 盈虧
- 益々 尚以て; 益益; 愈愈; 愈々; 尚もって; 次第に; ますます; 増々; 弥弥; 弥々; 弥; 愈; 加えて; 増増; なお以て
- 盈月 えいげつ ① 満ちている月。満月。 ⇔虧月(キゲツ)
- 益す 増加する; 増大する; 増す; 増える; 増殖する; 増さる; 繁殖する; 殖やす; 増益する; 殖える; 加増する; 大きくする; 加える; 増やす
例文
- )」型と、月の満ち欠けを人の死の由来を結びつけて考えた「月盈虚」型に分けている。
- このように古くから世界中で月と不死・再生が結び付けられて来たのは、月の盈虚が見せる死と再生の姿であろうと考えられている。