简体版 繁體版
登録 ログイン

いとにしき 意味

読み方:

意味モバイル版携帯版

  • 【糸錦】
    (1)数種の色練り糸を打ち込んで模様を織り出した紋織物。中国から伝わり,近世初期京都で織り始められた。西陣・桐生が主な産地。帯地・袋物地に用いる。
    (2)皮衣(カワゴロモ)のこと。組糸で皮を連ねて綴(ツヅ)るのでいう。[和漢三才図会]

  • そとにしき    【外錦】 見えを張ること。世間体を繕うこと。 「内裸でも―/浄瑠璃・天の網島(中)」
  • やまとにしき    【大和錦・倭錦】 (1)日本で織った錦。平安時代以前から織られ,経(タテ)錦・緯(ヌキ)錦がある。中世,唐錦(カラニシキ)に対していう。 (2)近世,神社などのために織られた紋織物を,一般の錦と区別していう。
  • いと-にしき     [3] 【糸錦】 (1) 数種の色練り糸を打ち込んで模様を織り出した紋織物。中国から伝わり,近世初期京都で織り始められた。西陣・桐生が主な産地。帯地・袋物地に用いる。 (2) 皮衣(カワゴロモ)のこと。組糸で皮を連ねて綴(ツヅ)るのでいう。 [和漢三才図会]
  • あいとにんしきとのしゅっぱつ    【愛と認識との出発】 評論集。倉田百三著。1921年(大正10)刊。「出家とその弟子」の思想的背景を語り,世界と自己,善と悪,愛と信仰,恋愛と性欲などの問題を内省的に探究。
  • いとに-かいせん    ―クワイセン [4] 【糸荷廻船】 江戸時代,長崎に輸入される生糸・絹織物・薬種などを専門に堺・大坂へ輸送した廻船。普通の弁財(ベザイ)船だが屋倉が長い点に特徴がある。堺商人が始めたため堺船ともいう。
  • にしき    【錦】 (1)種々の色糸を用いて華麗な模様を織り出した織物の総称。模様を経(タテ)糸で表す経錦(タテニシキ)と,緯(ヨコ)糸で表す緯錦(ヨコニシキ)がある。唐織(カラオリ)・綴(ツヅレ)織・金襴など。現在,西陣が主産地。 「金銀珊瑚(キンギンサンゴ)綾(アヤ)―」 (2)色や模様の美しいもの。 「紅葉の―」「みわたせば柳桜をこきまぜて宮こぞ春の―なりける/古今(春上)」 ――を飾・る
  • いとにかいせん    【糸荷廻船】 江戸時代,長崎に輸入される生糸・絹織物・薬種などを専門に堺・大坂へ輸送した廻船。普通の弁財(ベザイ)船だが屋倉が長い点に特徴がある。堺商人が始めたため堺船ともいう。
  • あずま-にしき    アヅマ― [4] 【吾妻錦】 海産の二枚貝。殻長7センチメートル内外。扇形で,殻表には放射状の肋(ロク)が走り,前縁両端に耳状の突起がある。色彩は白・赤・橙(ダイダイ)・紫・黄など変化に富む。美味。日本各地の沿岸に分布。東北・北海道に分布するものをアカザラガイとよぶ。
  • あやにしき    【綾錦】 綾と錦。衣服・紅葉などの美しいものの形容にもいう。 「―を身にまとう」
  • あや-にしき     [3] 【綾錦】 綾と錦。衣服・紅葉などの美しいものの形容にもいう。「―を身にまとう」
  • えぞにしき    【蝦夷錦】 中国産の錦。縹(ハナダ)色の地に雲竜・波濤(ハトウ)などを織り出したもの。袈裟(ケサ)などに用いられた。江戸期に大陸と交易したアイヌがもたらしたことからいう。
  • えぞ-にしき     [3] 【蝦夷錦】 中国産の錦。縹(ハナダ)色の地に雲竜・波濤(ハトウ)などを織り出したもの。袈裟(ケサ)などに用いられた。江戸期に大陸と交易したアイヌがもたらしたことからいう。
  • からにしき    【唐錦】 ※一※ (名) 唐織りの錦。中国産の錦。 ※二※ (枕詞) 「裁つ」「織る」「縫ふ」などの語やそれと同音の語にかかる。 「―たたまく惜しき物にぞありける/古今(雑上)」
  • から-にしき     [3] 【唐錦】 ■一■ (名) 唐織りの錦。中国産の錦。 ■二■ (枕詞) 「裁つ」「織る」「縫ふ」などの語やそれと同音の語にかかる。「―たたまく惜しき物にぞありける/古今(雑上)」
  • くさ-の-にしき     [4] 【草の錦】 色づいた秋草を錦に見立てていう語。草紅葉。 [季] 秋。《別れ路や―を裁つ思ひ/几董》