じぬしのかみ 意味
読み方:
意味
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- 【地主神】
⇒地神(ジガミ)(1)
- とこぬしのかみ 【地主の神】 その土地を治める神。地主(ジヌシ)の神。
- ふつぬしのかみ 【経津主神】 記紀神話で,伊弉諾尊(イザナキノミコト)に斬殺された軻遇突智(カグツチ)の血が岩となり,それを祖とする神。磐筒男(イワツツノオ)・磐筒女(イワツツノメ)の子とも伝える。日本書紀では天孫降臨に先立ち出雲国へ降り国譲りを成功させたとする。香取神宮の祭神。香取の神。
- じぬし-の-かみ ヂ― 【地主神】 地神
- おおくにぬしのかみ 【大国主神】 古事記に記された出雲神話の主神。日本書紀では大己貴神(オオナムチノカミ)。素戔嗚尊(スサノオノミコト)の子孫。少彦名神(スクナビコナノカミ)らとともに,国土を造って経営し,皇室の祖先に国を譲った。後世,大黒天と混同され福の神とされる。出雲大社の祭神。大国主命(オオクニヌシノミコト)。八千矛神(ヤチホコノカミ)。大穴牟遅神(オオアナムチノカミ)。葦原醜男(アシハラノシコオ)。
- おおものぬしのかみ 【大物主神】 記紀神話の神。奈良県大神(オオミワ)神社の祭神。大国主神の和魂(ニギタマ)ともされるが,元来は別神。古事記では,神武妃,伊須気余理比売(イスケヨリヒメ)の父とされる。
- ことしろぬしのかみ 【事代主神】 記紀神話で,大己貴神(オオアナムチノカミ)の子とされる託宣の神。国譲りの時,父神に国土の献上を勧める。のち,皇室の守護神。
- ひとことぬしのかみ 【一言主神】 葛城山(カツラギサン)の神。雄略天皇が葛城山に遊猟したとき,天皇と全く同じ姿で示現した。吉凶を一言で言い放つ託宣神といわれる。
- としのかみ 【年の神】 五穀を守る神,すなわち大年神(オオトシノカミ)・御年神(ミトシノカミ)など。
- じぬし 【地主】 (1)土地の所有者。 (2)領主以外の者で,土地所有によって一つの社会階層を成した者。古代には田堵(タト),中世には名主(ミヨウシユ)があり,近世には一般化して農村の本百姓や都市の屋敷地所有者をさした。近代に至り,小作人に土地を貸して小作料を取る寄生地主が大きな勢力となったが,この意味での地主は1946年(昭和21)の農地改革で消滅した。
- くすしのかみ 【薬師の神】 神代に医療・まじないの法を定めたといわれる大己貴(オオナムチ)・少彦名(スクナビコナ)の二神をいう。
- ないしのかみ 【尚侍】 内侍司の長官。初め従五位相当,のち従三位相当。しょうじ。
- よしのかみこ 【吉野紙子】 吉野紙で作った紙子。
- いつき-じぬし ヰ―ヂ― [4] 【居着き地主】 江戸町内に家屋敷を所有し,そこに住んでいる町人。家持ち。
- じぬししき 【地主職】 中世,荘園の領主としての仕事や権益。じしゅしき。
- じぬし-しき ヂ― 【地主職】 中世,荘園の領主としての仕事や権益。じしゅしき。