てんぽう-すいこでん 意味
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- 【天保水滸伝】
笹川繁蔵(シゲゾウ)と飯岡助五郎の出入りや勢力(セイリキ)富五郎の自殺事件など,下総の利根川周辺の侠客の争いを扱った講談。繁蔵を義侠の人として描き,またニヒルな浪人平手造酒(ヒラテミキ)が活躍する。歌舞伎や浪曲にも取り入れられている。
- てんぽうすいこでん 【天保水滸伝】 笹川繁蔵(シゲゾウ)と飯岡助五郎の出入りや勢力(セイリキ)富五郎の自殺事件など,下総の利根川周辺の侠客の争いを扱った講談。繁蔵を義侠の人として描き,またニヒルな浪人平手造酒(ヒラテミキ)が活躍する。歌舞伎や浪曲にも取り入れられている。
- すいこでん 【水滸伝】 中国,明代の口語体の長編小説。四大奇書の一。一〇〇回・一二〇回・七〇回(清の金聖嘆が物語の後半を削除して改作したもの)の諸本がある。施耐庵(シタイアン)作(羅貫中(ラカンチユウ)が合作,または改訂したとする説もある)。成立年代未詳。宋江(ソウコウ)を首領とする一〇八人の豪傑が山東省の梁山泊(リヨウザンパク)を根城にして官軍に抵抗し,やがて滅びていく物語。「宋史」にも載っている宋江
- しんとうすいこでん 【神稲水滸伝】 読本。二八編一四〇冊。岳亭定岡・知足館松旭作。岳亭定岡他画。1829年より81年(明治14)頃までの刊。結城合戦を舞台として「水滸伝」を翻案したもの。俊傑神稲水滸伝。
- ほんちょうすいこでん 【本朝水滸伝】 読本。前編一〇巻,後編一五巻。建部綾足作。前編1773年刊,後編は草稿の写本が伝わる。「水滸伝」を翻案して,舞台を日本の奈良時代に置きかえたもの。のちの読本に多大な影響を与えた。芳野物語。
- でんぽう 【電報】 電信施設を使用して送受する通信。また,その通信文。 「―を打つ」「慶弔―」 〔電報事業は明治以降国営であったが,戦後,国内電報は日本電信電話公社が,国際電報は国際電信電話株式会社が運営。公社は1985年(昭和60)民営化〕
- でんぽう-いん デンポフヰン 【伝法院】 東京都台東区浅草にある浅草(センソウ)寺の本坊。正式名は伝法心院。
- でんぽう-やき デンポフ― [0] 【伝法焼(き)】 土鍋にネギを敷いた上にカツオ・マグロなどを刺身のように切って並べて蒸し焼きにした料理。醤油をかけて供する。でんぼやき。
- てんぽう 【天保】 年号(1830.12.10-1844.12.2)。文政の後,弘化の前。仁孝天皇の代。 ; 【転封】 江戸時代,大名の領地を他にかえること。国替え。移封。 ; 【転蓬】 風に吹かれて飛ぶヨモギ。漂泊の身の上にたとえる。 「―の憂え」
- てんぽう-ざん 【天保山】 大阪市港区,安治川河口南岸にある小丘。1831年(天保2),安治川浚渫(シユンセツ)の土砂をもって築き,灯台を設けて河口の標識とした。旧称,目印山。
- てんぽう-せん [0] 【天保銭】 (1) 「天保通宝(テンポウツウホウ)」の通称。 (2) (1871年(明治4),天保通宝が八厘(リン)通用となり一銭に足りないことから) 知恵の足りない人,頭の悪い人間をあざけっていう語。 (3) (形が (1) に似ていたことから) 旧陸軍大学校の卒業生が胸につけた徽章の俗称。
- てんぽう-れき [3] 【天保暦】 日本最後の太陰太陽暦。1842年渋川景佑らにより編せられ,44年より72年(明治5)の太陽暦採用まで行われた。
- みんぽう-てん ―パフ― 【民法典】 民法
- むてんぽう 【無点法】 無点の漢籍を読むように,物事がはっきりしないこと。無点。
- でんぽういん 【伝法院】 東京都台東区浅草にある浅草(センソウ)寺の本坊。正式名は伝法心院。
- でんぽうやき 【伝法焼(き)】 土鍋にネギを敷いた上にカツオ・マグロなどを刺身のように切って並べて蒸し焼きにした料理。醤油をかけて供する。でんぼやき。