まつ-の-ことのは 意味
読み方:
意味
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- 【松の言の葉】
(古今集の仮名序に「松の葉の散りうせずして…」とあることから)
和歌の異名。
- ことのは-の-みち 【言の葉の道】 和歌の道。歌道。「―によらずば,嬉しきも憂きも思ひをいかがやらまし/閑田詠草」
- まつのことのは 【松の言の葉】 〔古今集の仮名序に「松の葉の散りうせずして…」とあることから〕 和歌の異名。
- ことのは 【言の葉】 (1)ことば。 「例のいづこよりとうで給ふ―にかあらむ/源氏(帚木)」 (2)和歌。 「やまとうたは人の心を種としてよろづの―とぞなれりける/古今(仮名序)」
- ことのは-ぐさ 【言の葉種】 (1) 話のたね。話題。「―の露の玉/謡曲・高砂」 (2) 和歌の作品。和歌。「よしあしを君しわかずは書きたむる―のかひやなからむ/新続古今(雑中)」
- ことのはぐさ 【言の葉種】 (1)話のたね。話題。 「―の露の玉/謡曲・高砂」 (2)和歌の作品。和歌。 「よしあしを君しわかずは書きたむる―のかひやなからむ/新続古今(雑中)」
- まことのはな 【真の花】 能で,稽古(ケイコ)と工夫を究めた本当の芸のうまさ。 ⇔時分の花
- やまと-ことのは 【大和言の葉】 「やまとことば(大和言葉)」に同じ。「伊勢・貫之に詠ませ給へる―をも,唐土(モロコシ)の歌をも/源氏(桐壺)」
- まつのは-の 【松の葉の】 (枕詞) 常緑なので「いつとも分かぬ」「散りうせず」「久し」などに,また紅葉しないので「つれなし」にかかる。「―いつとも分かぬ恋もするかな/古今(恋一)」「―つれなき山も暮るる年かな/続後撰(冬)」
- ことのはのみち 【言の葉の道】 和歌の道。歌道。 「―によらずば,嬉しきも憂きも思ひをいかがやらまし/閑田詠草」
- やまとことのは 【大和言の葉】 「やまとことば(大和言葉)」に同じ。 「伊勢・貫之に詠ませ給へる―をも,唐土(モロコシ)の歌をも/源氏(桐壺)」
- あまつくめ-の-みこと 【天津久米命】 古事記神話で,瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)の天孫降臨の時の随伴神。武装して一行の先頭に立った。久米直(クメノアタイ)などの祖神。
- かいしん-の-みことのり 【改新の詔】 645年(大化1)に成立した大化改新政府の基本方針を示す,四箇条一四項からなる政令。646年1月に宣布。すべてを当時のものと見得るかどうか,その信憑性には疑問がある。
- まつのは 【松の葉】 歌謡集。五巻。秀松軒編。1703年刊。組歌・長歌・端歌・吾妻浄瑠璃・投節など上方の三味線歌謡の歌詞を分類・集大成したもの。 ; 【松の葉】 (1)松の木の葉。まつば。 (2)寸志の意で,贈り物の包み紙の上に書く語。松の葉に包むほどわずかである意を表す。 「ほんの手土産,―ぢやと思うて下され/歌舞伎・助六」
- まつのはな 【松の花】 松の木の花。新しい枝の頂部に二~三個の雌花が,その下方に多くの雄花がついて花粉を散らす。﹝季﹞春。
- まつのはの 【松の葉の】 常緑なので「いつとも分かぬ」「散りうせず」「久し」などに,また紅葉しないので「つれなし」にかかる。 「―いつとも分かぬ恋もするかな/古今(恋一)」「―つれなき山も暮るる年かな/続後撰(冬)」