一味違う 意味
- ひと味違う 一味違う
- 一味 いちみ ② (1)一定の目的をもった仲間に加わること。また,その仲間。一党。 「盗賊の―」「他県のもので藩閥に―する人もあつて/もしや草紙(桜痴)」 〔「一身」が原義。現代では悪事や謀反を企てる集団に関して用いられる〕 (2)一種の味わい。ある種のおもむき。 「―の涼風」「―の感傷」 (3)漢方で,ひとつの薬種。 「―を加える」 (4)〔仏〕 仏の教えが平等・一様であること。
- 違う たがう ② ※一※ (動ワ五[ハ四]) (1)相違する。一致しない。くいちがう。 「事志と―・う」「案に―・わず」「なき人の御ほい―・はむがあはれなること/源氏(蓬生)」 (2)背反する。そむく。 「人の道に―・う行為」「汝(イマシ)を頼み母に―・ひぬ/万葉 3359」 (3)変わる。通常の状態でなくなる。 「いかでかは御色も―・ひてきららかにおはする人とも覚えず/大鏡(道兼)」
- 一味立 いちみだち ◎ 香木の炷(タ)き始めから終わりまで香りが変わらないこと。
- 一味の雨 いちみのあめ 〔法華経(薬草喩品)〕 雨が一様に草木をうるおすように,仏の教えが広く流布することのたとえ。
- 一味同心 いちみどうしん ② 同じ心になって力を合わせること。また,その人々。
- 一味唐辛子 いちみとうがらし ⑥ (七味(シチミ)唐辛子に対して)他の香辛料を加えてない,純粋の唐辛子。
- 一味徒党 いちみととう ② ある目的を実行するために団結した仲間。同志。よからぬ企てをたくらむ一団をいうことが多い。
- 一味神水 いちみしんすい ② 中世,一揆(イツキ)結合などに際して同盟を結ぶ人々が行なった集団誓約の儀式・作法。掟書(オキテガキ)・起請文などを作成し,全員が署名の上,それを灰にして,神前に供えた水にまぜて一同が回し飲みした。
- 一味連判 いちみれんぱん ② 仲間 ・ 味方に加わった誓いのしるしとして,銘々が名前を記し判を押すこと。 「―の者どもへの見せしめ/浄瑠璃・忠臣蔵」
- 茶禅一味 ちゃぜんいちみ ① 茶道は禅から起こったものであるから,求めるところは禅と同一であるべきである,の意。茶禅一致。
- 見違う みちがう ◎③ ※一※ (動ワ五[ハ四]) 「みちがえる」に同じ。 ※二※ (動ハ下二) ⇒みちがえる
- 間違う まちがう ③ ※一※ (動ワ五[ハ四]) (1)正しくない状態になる。誤っている。違う。 「君が―・っている」「―・った考え」 (2)「間違える{(1)}」に同じ。 「計算を―・う」「一つ―・えば命取りだ」 (3)「間違える{(2)}」に同じ。 「道を―・った」 (4)行き違う。かけ違う。 「判官殿―・うてお目にかからず/浄瑠璃・忠臣蔵」 〔本来は「間違える」に対する自動詞
- 食違う 相異なる; 異なる; 分かれる; 牴牾する; ぶつかり合う; 相対する; 相違する; 異にする; 異る; 食い違う; 違う; 事変る
- すれ違う 横切る; 交差させる; 擦れ違う; 交差する
例文
- 彼女は他の人と一味違う。
- フッ 今回の僕は一味違うぜ
- 無理やり突き放した! 今日のチャンピオンは一味違う
- いいえ あなたは 砂漠で出会った男達とは一味違うわ
- 夜に行くのは 一味違うわ
- 夜に行くのは 一味違うわ
- 今までと一味違う
- 他のMODとは一味違う戦い方を楽しめる。
- ヨスガとは一味違う雰囲気の大都市。
- 大海戦とは一味違う大規模対人戦として実装された。