優勢勝ち 意味
- ゆうせいがち ◎
柔道などの試合で,両者とも一本を取れずに試合時間が経過したとき,審判が優勢と認めた方を勝ちとすること。
- 優勢勝 優勢勝ち; 判定勝ち
- 優勢 ゆうせい ◎ 勢い・形勢が他よりもまさっている・こと(さま)。 ⇔劣勢 「試合を―に進める」「―に転じる」
- 勝ち かち ② 勝つこと。勝利。 ⇔負け 「―を譲る」「負けるが―」 →がち(接尾) ――に乗(ジヨウ)・ずる 勝った勢いに乗ってさらに調子づく。かちにのる。 「―・じて一気に敵の本拠に迫る」 ――に乗(ノ)・る 「勝ちに乗(ジヨウ)ずる」に同じ。 ――を制・する 勝利を得る。勝つ。 ――を千里の外に決す 〔「史記(高祖本紀)」より。張良が軍師として優れていたことから〕
- 優勢な 主要な; 支配する; 支配的な; 優性な
- 空中優勢 空中優越
- 下勝ち しもがち 下の方が大きいこと。しもぶくれ。 「額つきこよなうはれたるに,なほ―なる面(オモ)やうは/源氏(末摘花)」
- 人勝ち ひとがち 人がたくさんいるさま。 「かく―なるにだに,けしきおぼゆ/大鏡(道長)」
- 仕勝ち しがち ③ とかくそうする傾向になりやすいさま。 「あわてると,間違いを―だ」
- 先勝ち さきがち ◎ ⇒せんしょう(先勝)
- 出勝ち でがち ◎ 連歌・連句の付け順の方法の一。一座一巡ののち,付句のできた者から付けること。でき次第。であい。
- 勝ち栗 搗ち栗
- 勝ち気 勝気
- 勝ち目 得る; 勝つ見込み
- 勝ち組 徒組; 勝ち組み
- 勝ち軍 かちいくさ ③ 戦いに勝つこと。また,その戦い。戦捷(センシヨウ)。 ⇔負け軍