優占種 意味
- ゆうせんしゅ ③
植物群落内において,最も数が多いか,広い面積を占めている種。その群落の性格を決定し,それを代表する。日本では落葉広葉樹林のブナ・ミズナラ,針葉樹林のコメツガ・シラビソなどがその例。
- 優占 ゆうせん ◎ 植物群落の中で,ある種が他の種よりも生態的に優勢であること。
- 優勢勝ち ゆうせいがち ◎ 柔道などの試合で,両者とも一本を取れずに試合時間が経過したとき,審判が優勢と認めた方を勝ちとすること。
- 優品 ゆうひん ◎ すぐれた品。
- 優勢勝 優勢勝ち; 判定勝ち
- 優填王 うでんのう 紀元前五,六世紀,釈迦在世の頃のインド,コーシャンビーの国王。仏教信者。仏像の始まりとされる牛頭栴檀(ゴズセンダン)の仏像を作らせたという。うてんおう。 →清涼寺釈迦像
- 優勢な 主要な; 支配する; 支配的な; 優性な
- 優女 やさおんな やさしい女。しとやかで美しい女。やさめ。 「かかる東の果てしにも又あるものぞ―/浄瑠璃・凱陣八島」 ; ゆうじょ 容貌の美しく,しとやかな女。 「われ王法を傾けんと,仮に―の形となり/謡曲・殺生石」
- 優勢 ゆうせい ◎ 勢い・形勢が他よりもまさっている・こと(さま)。 ⇔劣勢 「試合を―に進める」「―に転じる」
- 優姿 やさすがた ③ やさしい姿。優美な姿。 「行くでも無く止まるでも無き―/魔風恋風(天外)」
例文
- 60対40の割合で優占種混成したもので 喫煙用の商業製品として理想的ですが 錠剤や 口の中へのスプレー
- 特に八重山諸島に多く、優占種となっている。
- 中陽樹~陰樹であるため、適地では優占種として極相林の林冠部を形成する。
- ミヤマキリシマは、火山活動により生態系が撹乱された山肌で優占種として生存できる。
- 本種の南限である沖縄県の沖縄島北部や西表島などの森林の優占種として林冠部を形成する。
- 逆に火山活動が終息し植物の遷移によって森林化が進むと、優占種として生存できなくなる。
- アシブトヒメグモは沿海地で優占種となりやすく、近縁にイワワキアシブトヒメグモなどがある。
- 生態系へ大きな影響を与える生物種であっても、生物量が多い優占種は、キーストーン種とはみなされない。
- 現存する土手の多くには、ケヤキクヌギ等を優占種とする二次林としての雑木林が形成され、人為的な斜面林になっている。
- しかし温帯以北(南半球では以南)の主要な森林の優占種は外菌根を形成するため、「草本の菌根」というイメージがある。