和ら紙 意味
読み方:
意味
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- やわらがみ ③
やわらかな紙。鼻紙などに用いる。吉野紙。
- ざら紙 ざらがみ ◎ 機械パルプが60パーセント以上,残りは化学パルプを用いて抄造した下級紙。紙面がざらざらしている。雑誌などに用いる。わら半紙。ざら。
- 和らぎ やわらぎ ◎ やわらぐこと。おだやかになること。また,その状態。
- 和らぐ やわらぐ ③ 〔形容動詞「やはら」の動詞化〕 ※一※ (動ガ五[四]) (1)激しさや厳しさが静まる。穏やかになる。 「寒さが―・ぐ」「表情が―・ぐ」 (2)打ち解ける。むつまじくなる。 「兄弟よろこび―・ぎて/日本書紀(顕宗訓)」 (3)やわらかになる。 「水がかかれば殊の外―・いでよい/狂言記・皸」 ※二※ (動ガ下二) ⇒やわらげる
- 和らげ やわらげ 難解な事柄を,やさしく説明すること。 「フンベツシニクキコトバノ―/天草本伊曾保」
- 和らげる やわらげる ④ (1)やわらぐようにする。 「緊張を―・げる」「男女の中をも―・げ/古今(仮名序)」 (2)わかりやすくする。平易にする。 「万葉集を―・げられけるもこの御すすめとぞ/十訓 7」
- 心が和らぐ 気分が落ち着く
- 柔ら・軟ら・和ら やわら ◎ ※一※ (名) (1)柔道。柔術。 (2)船が接触した時の衝撃を少なくするため舷側に下げる藁(ワラ)製の球。かませ。じんた。 ※二※ (名・形動) (1)やわらかなこと。多く複合語として用いる。 「―だたみ」「―炭(ズミ)」 (2)おだやかで温厚な・こと(さま)。 「私が―で申すうち,お返しなさるが,あなたのお為/歌舞伎・四谷怪談」
- 和らげること 減速; 償還; 緩和
- 苦痛を和らげるもの 慰め
- 和を結ぶ 和を講ずる
- 和を講ずる 和を結ぶ
- 和・柔 にこ 〔「にこし」「にこやか」などの語根〕 他の語の上に付いて,柔らかな,柔和な,の意を表す。にき。 「―毛(ゲ)」「―草」
- 和・熟 にき 〔中世以降は「にぎ」〕 名詞の上に付いて接頭語的に用いて,詳しい,柔らかな,細かい,穏やかな,などの意を表す。にこ。 「―たえ」「―て」「―みたま」 ; にぎ ⇒にき(和・熟)