唯々諾々 意味
- 唯々諾々として 唯唯諾諾として
- 唯々 高だか; ただただ; 只々; 啻に; 高々; 但; もっぱら; たった; 僅々; 単に; 唯唯; 一に; 一人; 壱に; ただ; 只只; 僅僅; 独り; ひとり; 唯; 専ら; 偏に
- 諾々 諾諾
- 唯 たった ◎ 〔「ただ」の転〕 (1)(下に数量を表す語を伴って)わずか。ほんの。 「―百円しかない」「―これっきり」「―一人」「―の一日も休ませない」 (2)ひたすら。いちずに。 「―とかせませ/狂言記・宗論」 ; たんだ 〔「ただ」の撥音添加〕 「ただ」を強めていう語。 「―弱りに弱り/謡曲・隅田川」 ; ない 応答の語。また,同意を表す語。はい。江戸時代,奴(
- 售 【售】 (画 数) 11画 (音 訓) シュウ,うる (区 点) 5120 (JIS) 5334 (シフトJIS) 9A53
- 唯でさえ ただでさえ 普通の状態でも。それでなくても。 「―狭い部屋に本がいっぱいで…」
- 唖鈴 ダンベル; 亜鈴
- 唯なりに ただなりに 事がある方向に急変するさま。ひたすら。 「―花の都,田舎になるこそかなしけれ/平家 5」
- 唖蝉 おしぜみ ② 鳴かない蝉。雌(メス)の蝉。﹝季﹞夏。
- 唯に ただに ① 単に。ただ。下に「だけ」「のみ」などを伴い,否定の表現と呼応して用いる。 「―味方を損なうのみならず,敵を益するものである」
例文
- 副大統領に唯々諾々
- 既に命令は確定しており覆す事は不可能で抗う事は出来ず、ただ唯々諾々と支払うより他はない。
- 自己を持たず、ただ唯々諾々と従うだけのククラチョフに苛立ちを感じた事もあったが、彼の本心を知って理解する。
- これまで4作は全てスカラ座での初演であり、多くは同座の支配人(興行師といった方がより的確)、バルトロメオ・メレッリに与えられた台本に唯々諾々と曲を付けているだけだった。
- 第1に、最もよく使われる単語(例えば、「日」、「私」、「それ」)はそれほど使われない単語(例えば、「唯々諾々」、「開口一番」、「対馬海流」)よりも短く、結果として文はそれほど長くならない。
- 当初は、理事長の秋本に唯々諾々と従う一方で教師には厳しく、事なかれ主義を伺わせる中間管理職の典型のようだったが、秋本から中村の余命を聞き、彼の残りの人生に悔いのないよう、サポートするようになる。
- いずれの手口も、そのような文書に馴染みのない被害者が、その真偽の程や、文書の持つ効力を正しく推し量れず、また、確認の手段に思い至らない事を利用し、唯々諾々と支払い要求に応じさせる効果を狙ったものである。
- 惣村は、原則としては荘園・公領領主や地頭・守護などによって支配される建前であったが、これら支配者の規制を唯々諾々として受け入れていた訳ではなく、一つの権利主体として、支配者に対し権利の要求を行うことがしばしば見られた。