基準化 意味
- 基準 きじゅん ◎ 物事の判断の基礎となる標準。 「採点の―」
- 標準化 ひょうじゅんか ◎ (1)個々のものが標準的なところに近づいていくこと。また,個々のものを標準的なところに近づけること。 「テレビの発達で地方文化が次第に―していく」 (2)標準を決めて資材・製品などの規格や種類を統一すること。 (3)テストで得られた得点が集団全体の中でどのような位置づけであるかがわかるように,集団基準を作成すること。
- 規準化 基準化
- 標準化する 規格化する
- 標準化石 ひょうじゅんかせき ⑤ ⇒示準化石(シジユンカセキ)
- 示準化石 しじゅんかせき ④ 地層の地質年代を決定する指標となる化石。特定の年代に生存し,地理的分布の広かった生物の化石を用いる。古生代カンブリア紀の三葉虫類,中生代のアンモナイト類など。標準化石。
- 基準の 規格の; 標準の
- 基準点 きじゅんてん ② 測量や設計で,寸法を測ったり位置を決めたりする基準となる点。
- 基準線 きじゅんせん ◎ 建築・工作などの図面をかく場合の基準となる線。
- 基準階 きじゅんかい ② 高層建築において,繰り返し現れる代表的な平面をもつ階。規範階。
- 基準面 きじゅんめん ② 山の高さや海の深さを地図・海図上に示す場合の,それぞれの基準となる面。日本では山の高さは平均水面,海の深さはほぼ最低低潮面を基準面としている。水準面。水準基準。
- 国際標準化機構 こくさいひょうじゅんかきこう 〔International Organization for Standardization〕 工業・農業産品の規格の標準化を目的とする国際機関。1947年設立。ISO(イソ)。ISO(アイ-エス-オー)。
- 上乗せ基準 うわのせきじゅん ⑤ 大気汚染あるいは水質汚染を防止するため国が定めた排出・排水基準より厳しい基準。自治体が条例で定める。
- 二重基準 ダブルスタンダード
- 保安基準 ほあんきじゅん ④ 道路運送車両法に定められる規定。国内で運行する自動車の構造,装置,乗車定員と最大積載量について技術的な基準を定めた法規。
例文
- これも東証株価指数に浮動株基準化を睨んだ動きと言われている。
- 真の国際基準化は1889年パリでの第1回国際動物学会議に始まる。
- 実験動物を用いた方法に加え、特定の培養細胞を用いた方法も開発され、基準化、簡便化が図られている。
- 「ストリックランド規約」(英国協会規約)とも呼ばれるこの規約は他言語にも翻訳され、各国に影響を与えたという意味で国際基準化の嚆矢と言えなくもない。
- 19世紀になり度量衡の統一、郵便・配達に関する費用の基準化、伝染病予防のため、諸国家の加盟により、万国郵便連合、国際電信連合、国際衛生理事会、のような国際組織の設立につながった。
- この仕組みは棋士の数が少ないうちはある程度有効に機能するが、棋士の数が多くなると昇段の判定基準が難しくなり、同一の対局相手とは1局だけ行い、成績を点数制という形で基準化したのが大手合制度となる。
- 命名法の国際基準化における最初の試みは、1864年の植物学会議においてアルフォンス・ド・カンドル (Alphonse de Candolle) が国際規約の草案制作を委託されたことに端を発する。
- 土地区画整理事業における公園地3パーセント留保する理論を基準化したほか、1935(昭和10)年都市計画法改正においては公園緑地を都市計画施設につけ加えたほか、日本国内主要都市の大規模緑地の造成を推進していく。
- 1973年(昭和48年)4月1日の武蔵野線府中本町~新松戸間開業に伴い、一部区間に長大トンネルが存在する同線向けに101系の初期車に対して難燃化対策(A-A基準に準拠したA基準化改造)を施したことにより登場した番台区分である。