嬉しい 意味
- うれしい ③
(1)(望ましい事態が実現して)心がうきうきとして楽しい。心が晴れ晴れとして喜ばしい。
⇔悲しい
「久しぶりに会えて―・い」「優勝できて―・い」
(2)満足して,相手に感謝する気持ちになるさま。ありがたい。かたじけない。
「お心づかい―・く存じます」「(神が)なほ―・しと思ひたぶべきものたいまつりたべ/土左」
﹛派生﹜——が・る(動ラ五[四])——げ(形動)——さ(名)——み(名)
うれしい悲鳴
喜び事があってうれしいものの,身辺が多忙になって悲鳴をあげること。
「生産が注文に間に合わず―をあげる」
- 嬉し悲しい うれしがなしい ⑥ うれしいような悲しいような気持ちだ。
- 心嬉しい こころうれしい ⑥ うれしい。よろこばしい。 「ただ何となく―・くなつて/浮雲(四迷)」
- 嬉し うれし (形容詞「うれしい」の語幹)
- 嬉しさ 慶び; 愉悦; 喜び; 愉楽; うれしいこと; 歓び; 悦び; 歓; ジョイ; 悦楽; 欣び; うれしさ; 楽しいこと; 楽しさ
- 嬉しぶ うれしぶ うれしく思う。うれしむ。 「いきどほる心の中を思ひのべ―・びながら/万葉 4154」
- 嬉しむ うれしむ うれしく思う。うれしぶ。 「これをもつて―・む/日本書紀(推古訓)」
- 嬉し涙 うれしなみだ ④ うれしさのあまりに流す涙。 「―を流す」
- 嬉し顔 うれしがお うれしそうな顔つき・様子。 「―にも鳴く蛙(カワズ)かな/山家(春)」
- 嬉しがらせ うれしがらせ ◎ 相手を喜ばせるような言葉や態度。 「―を言う」
- 嬉しがる 喜ぶ; 嬉しい
- 嬉し泣き うれしなき ◎ うれしさのあまり泣くこと。 「感激のあまり―する」
- 嬉し紛れ うれしまぎれ ④ うれしさのあまり他に注意が向かないこと。
- しい 【尿】 〔幼児語〕 小便。おしっこ。 ; 【椎】 ブナ科の常緑高木。ツブラジイ・スダジイの総称。関東以西の暖地に自生し,大木・古木となる。葉は革質で長円形。雌雄同株。果実はどんぐり状で食用になる。材は建材・家具材,椎茸の原木などとする。樹皮は染色に用いる。シイノキ。シイガシ。 ; 【尸位】 〔「書経(五子之歌)」による。人が尸(カタシロ)として,仮に神霊の位につく意〕 才能も
- 乏しい・羨しい ともしい ③ (1)不足している。少ない。とぼしい。 「―・い食料」 (2)貧乏である。まずしい。とぼしい。 「―・い家計」 (3)うらやましい。 「身のさかり人,―・しきろかも/古事記(下)」 (4)心ひかれる。 「あやに―・しき高照らす日の御子/万葉 162」 (5)ひもじい。 「食物足つて―・しきことなし/仮名草子・伊曾保物語」
- 卑しい・賤しい いやしい ③◎ (1)身分・階層が低い。下賤(ゲセン)だ。 「―・い家柄の者」 (2)品が悪い。洗練されていない。下品だ。 「人品―・しからぬ紳士」「今様は無下に―・しくなりゆくめれ/徒然 22」 (3)(飲食物などに対して)意地がきたない。 「酒に―・い」「―・い目つき」「金に―・い」 (4)けちである。さもしい。 「いかに―・しくもの惜しみせさせ給ふ宮とて…御衣一つ賜はらず
例文
- 赤ちゃんのお世話ができてとても嬉しい。
- あなたにお目にかかれて私は大変嬉しい。
- 手伝っていただけると、大変嬉しいです。
- 私はその様な美しい動物に会えて嬉しい。
- 夕食にお呼び頂けて、とても嬉しいです。
- 君はその文が消されて嬉しいんでしょう?
- 明日までいてくださると嬉しいのですが。
- トムって呼んでもらえると嬉しいです。
- こんな嬉しいサプライズは久しぶりだ。
- あなたが戻って来てくれて嬉しいです。