島木健作 意味
- しまきけんさく
(1903-1945) 小説家。札幌市生まれ。本名,朝倉菊雄。東北大中退。農民運動に参加したが投獄され転向。「癩」「盲目」で文壇にデビュー,以後「再建」「生活の探求」などで農民運動や知識人の帰農問題を倫理的に追求した。ほかに「礎」「赤蛙」がある。
- 島木 しまき 姓氏の一。 ; しまぎ ②◎ 鳥居の笠木(カサギ)の下に渡す長い横木。 →鳥居
- 島木赤彦 しまきあかひこ (1876-1926) 歌人。長野県生まれ。本名,久保田俊彦。長野師範卒。アララギ派に属し,伊藤左千夫に師事。近代感覚の主情的な作風を示すが,後年,生命感の表現を写生道に見,東洋的な自然詠へと歌境を深めた。歌集「切火」「氷魚」「太虗集」,歌論「歌道小見」など。
- 島替 しまがえ 江戸時代,流された島で再び罪を犯した罪人を,さらに遠い島に流したこと。
- 島曇{(り)} しまぐもり ③ 島の上空だけが層雲(霧)におおわれる現象。暖湿な気流が島で上昇,断熱冷却して発生する。梅雨期の伊豆諸島などに見られ,飛行機は視界不良で着陸できずに引き返すことがある。
- 島本 しまもと 大阪府北東部,三島郡の町。後鳥羽上皇の離宮跡(水無瀬神宮)や桜井駅跡など名所・史跡が多い。
- 島曇{(}り{)} しまぐもり ③ 島の上空だけが層雲(霧)におおわれる現象。暖湿な気流が島で上昇,断熱冷却して発生する。梅雨期の伊豆諸島などに見られ,飛行機は視界不良で着陸できずに引き返すことがある。
- 島村 しまむら 姓氏の一。
- 島曇(り) しま-ぐもり [3] 【島曇(り)】 島の上空だけが層雲(霧)におおわれる現象。暖湿な気流が島で上昇,断熱冷却して発生する。梅雨期の伊豆諸島などに見られ,飛行機は視界不良で着陸できずに引き返すことがある。
例文
- 島木健作(東北帝国大学法学部中退。
- 島木健作(しまき・けんさく) - 妹京の夫。
- 赤蛙 - 島木健作の遺作として発表された小説。
- 赤蛙 - 島木健作の遺作として発表された小説。
- このときの現地の運動員として、当時農民組合の指導にはいっていた後の小説家島木健作がいた。
- 開高は作品に傷はあるけれども、故島木健作の持っていたシンの強さがあり、視野も広い」としている。
- とくに、文学の分野では転向問題をテーマにした作品が多くかかれ、村山知義の『白夜』、中野重治の『村の家』などが知られ、島木健作の小説『生活の探求』(1937年)は当時、ベストセラーになるほどであった。
- 野間宏、中村真一郎、三島由紀夫など戦中の芥川賞中断期に登場した作家は既成作家と見なされてことごとく候補からはずされており、島木健作や田宮虎彦、後述する井上光晴のように候補に挙がっても「無名とはいえない」という理由で選考からはずされることもしばしば起こった。
- 経営側に鎌倉文士の多くが揃っていた上、敗戦直後の混乱により資料が散逸し、大御所の連絡先しか判明しない状態だったため、創刊号の執筆陣は小宮豊隆・吉川幸次郎・中村光夫・宇野浩二・辰野隆・高見順・今日出海・菊池寛・谷川徹三・坪田譲治・永井荷風・呉茂一・宮城道雄・久米正雄・大佛次郎・北原武夫・正宗白鳥・川端康成・島木健作・林芙美子・里見弴・吉井勇・室生犀星・高浜虚子といった豪華な顔ぶれとなった。