いん-じょう 意味
- ―ジヤウ
【引唱】
(引導唱称の意)
律令制で,昇進させるべき者を所轄の役所に呼び集めて通知すること。唱考(シヨウコウ)。「諸選人官に於て―して/続紀(神亀三)」
関連用語
いんじょう: 【引唱】 〔引導唱称の意〕 律令制で,昇進させるべき者を所轄の役所に呼び集めて通知すること。唱考(シヨウコウ)。 「諸選人官に於て―して/続紀(神亀三)」 ; 【引接・引摂】 〔仏〕 仏が衆生(シユジヨウ)を救いとって極楽へ導くこと。浄土教では,臨終に際して仏が現れ,死者を浄土に導くこと。いんせつ。 「釈迦の―を蒙れる故に現身に替りたり/今昔 3」 ; 【引声】 〔「し
じょういん: 【上院】 二院制をとる議会において,公選議員よりなる下院に対し他方の議院をいう。イギリスの上院や日本の旧帝国議会の貴族院のように,特権階級の代表者からなるもの,アメリカの上院のように,各州の代表からなるものなどがある。 ⇔下院 ; 【冗員・剰員】 余分な人員。余った人員。
じょうむ-いん: ―ヰン [3] 【乗務員】 乗務に従事する者。「―室」「客室―」
じょう-いん: ジヤウ― [0] 【常飲】 (名)スル 日常いつも飲んでいること。「健康飲料を―する」
よいん-じょうじょう: ―ヰンデウデウ [0] 【余韻嫋嫋】 (ト|タル) [文] 形動タリ 余韻が長く残るさま。「―と鳴る」
いちじょう-いん: ―ヰン 【一乗院】 奈良興福寺の門跡の一。現在の奈良地方裁判所がその跡。970年定昭が建立。鎌倉・室町時代には大乗院とともに興福寺別当を務め勢威を振るった。
おうじょう-いん: ワウジヤウヰン 【往生院】 (1) 京都市右京区嵯峨にあった寺。法然(ホウネン)の弟子念仏房の草創という。平家物語では滝口入道・祇王・祇女・仏御前の隠棲(インセイ)の地とする。現在は,その跡に祇王寺が建てられている。 (2) 東大阪市にある浄土宗の寺。岩滝山六万寺と号す。745年行基の開創。1349年楠木正行(クスノキマサツラ)が陣を置いた所。楠木父子の墓がある。楠公(ナンコウ)寺。
こういん-じょう: ―ジヤウ [3] [0] 【勾引状】 被告人などを勾引するために裁判所が発行する令状。
こくいん-じょう: ―ジヤウ [0] 【黒印状】 黒印を押した文書。江戸幕府では朱印の使用は将軍に限られ,諸大名が発行する公文書に用いられた。
さんじょう-いん: サンデウヰン 【三条院】 京都三条の北堀川西大宮東にあった邸宅。三条天皇の仙洞だったが,天皇崩御の後は荒廃したと思われる。
しちじょう-いん: シチデウヰン 【七条院】 (1157-1228) 高倉天皇の後宮藤原殖子の院号。信隆の女。後鳥羽天皇の母。1190年,院号宣下。
しゅいん-じょう: ―ジヤウ [0] [2] 【朱印状】 戦国大名や江戸時代の将軍が,花押(カオウ)の代わりに朱印を押して発行した公的文書。朱印。
じょうごん-いん: ジヤウゴンヰン 【浄厳院】 滋賀県安土町にある浄土宗の寺。山号,金勝山。聖徳太子の草創と伝えられる慈恩寺を織田信長が再興建立したもの。開山は明感。安土宗論が行われた寺。
じょうむいん: 【乗務員】 乗務に従事する者。 「―室」「客室―」
だいじょう-いん: ―ヰン 【大乗院】 奈良興福寺の門跡。1087年隆禅が創始。代々摂関家の子弟が入寺して門跡と称され,一乗院とともに興福寺の別当を務めた。室町末期に衰え,明治維新の廃仏毀釈で解体。