がりょうてんせい 意味
- 【画竜点睛】
〔「歴代名画記」より。梁の画家張僧繇(チヨウソウヨウ)が,竜を描いて,その睛(ヒトミ)を書き加えたところ,竜が天に昇ったという故事から〕
物事全体を生かす中心。また,物事を完璧(カンペキ)なものにするための最後の仕上げ。
〔「睛」を「晴」とするのは誤り〕
例文
- 「画竜点睛」(がりょうてんせい)という成句に使われている。
- だがしかし犬飼の使っていた四大秘球は上半身の技のみに頼ったぼぼ未完成のものだった事が選抜編にて判明し、「魔の六甲おろし坂」で白雪によって行われた「息継ぎなし坂登り(ノーブレスクライミング)」の特訓で下半身を鍛え、『極・蛟竜』、『裂・飛竜』、『激・天竜』、『終の秘球 神・白竜』の真の四大秘球を会得し、更に打者の手元でかなり伸び、捕球したキャッチャーはおろか審判までもバックネットに押し込む、オリジナルの第五の秘球にして究極のストレート『臥竜点睛(がりょうてんせい)』を生み出した。
関連用語
がりょう-てんせい: グワ― [1] 【画竜点睛】 (「歴代名画記」より。梁の画家張僧繇(チヨウソウヨウ)が,竜を描いて,その睛(ヒトミ)を書き加えたところ,竜が天に昇ったという故事から) 物事全体を生かす中心。また,物事を完璧(カンペキ)なものにするための最後の仕上げ。 (「睛」を「晴」とするのは誤り)
りょうてん: 【両天】 (1)「両天傘(ガサ)」の略。 (2)髷(マゲ)の左右に差す,同じ模様の一対のかんざし。江戸中期の流行。両差(リヨウザシ)。 (3)「両天秤(リヨウテンビン){(2)}」の略。 「野ぶせりと盗人の―さ/歌舞伎・戻橋背御摂」 ; 【両点】 (1)漢文に返り点と送り仮名の両方をあわせてつけること。 ⇔片点 (2)漢文の訓読で,一語を音と訓とに読んだこと。「窈窕淑女」を
りょうてん-がさ: リヤウ― [5] 【両天傘】 江戸末期に晴天・雨天両用に用いられた傘。
とうりょうてん: 【当量点】 二つの物質,特に,酸と塩基,酸化剤と還元剤が,過不足なく反応し終えた点。
びりょうてんびん: 【微量天秤】 微量物質を秤量するために小型で精巧に作られた化学天秤。最大秤量10~30グラム。感量0.001ミリグラム程度。
りょうてんがさ: 【両天傘】 江戸末期に晴天・雨天両用に用いられた傘。
りょうてんそう: 【両伝奏】 ⇒武家伝奏(ブケテンソウ)
りょうてんびん: 【両天秤】 (1)「天秤{(1)}」のこと。 (2)どちらになってもさしつかえのないように,ふたまたをかけておくこと。 「―にかける」
せいちょうてん: 【生長点】 ⇒成長(セイチヨウ)点 ; 【成長点】 茎や根の先端にあって,活発に分裂して新しい組織を作る部分。
せいぼ-ひしょうてん: [1] - [2] 【聖母被昇天】 (Assumption) 聖母マリアが復活して昇天したというキリスト教の教義。それを記念する祝日はカトリック教会では八月一五日,ギリシャ正教会では八月二七日。
こうてんせいめんえき: 【後天性免疫】 ⇒獲得免疫(カクトクメンエキ)
こうてんせいめんえきふぜんしょうこうぐん ⒃: 【後天性免疫不全症候群】 ⇒エイズ
かんせい-しつりょう: クワン―リヤウ [6] 【慣性質量】 ニュートンの運動方程式を基礎として,慣性の大きさから定義された質量。 質量
さんせいひりょう: 【酸性肥料】 その水溶液が酸性か,または作物に吸収されたのちに土壌が酸性になる肥料。過リン酸石灰・硫安・硫酸カリなど。
さんせい-せんりょう: ―レウ [5] 【酸性染料】 分子内にスルホ基・カルボキシル基など酸性の親水基を含む染料。普通ナトリウム塩となっているので,酸性の染浴で,絹・羊毛など動物性繊維やナイロンに染着する。木綿や麻は染まらない。