さいしょう-の-ぐ 意味
- 【済勝の具】
景色のすぐれた土地を巡り歩くことのできる健脚。「いざ我が―の渠(カレ)に劣らぬを証せん/即興詩人(鴎外)」
関連用語
せいしょう-の-ぐ: 【済勝の具】 (世説新語(棲逸)) 丈夫な足のこと。健脚。「わたくしに優つた―を有してゐた/渋江抽斎(鴎外)」
こくえ-の-さいしょう: ―サイシヤウ 【黒衣の宰相】 僧でありながら主君を補佐し政治に関与するもの。
はな-の-さいしょう: ―サイシヤウ 【花の宰相】 芍薬(シヤクヤク)のこと。
へいしょう-ぐ: ―シヤウ― [3] 【屏障具】 室内の仕切りや目隠しなどに使われる調度品。幕・帳・屏風・障子・衝立など。
さいしょう-の-ちゅうじょう: ―シヤウ―チユウジヤウ 【宰相中将】 宰相(参議)で近衛中将を兼任するもの。
さいしょう-さよう-の-げんり: ―セウ― 【最小作用の原理】 エネルギーが不変に保たれる力学系や電磁場などで,作用量といわれる量が極小となるような運動が実現されるという原理。運動方程式に代わる一つの基本原理である。
さいしょう: 【最勝】 (1)最もすぐれている・こと(さま)。 「丈六の阿弥陀如来,光明―にして第一無比なり/栄花(玉の台)」 (2)「金光明(コンコウミヨウ)最勝王経」の略。 「―は甚深なる事余経に勝れ給へるに依りて/今昔 13」 ; 【災祥】 わざわいとしあわせ。禍福。 ; 【再醮】 〔「醮」は飲酒の儀式の意〕 二度の嫁入り。再婚。再嫁。 ; 【采樵】 柴(シバ)や薪(マキ
さいしょうえ: 【最勝会】 「金光明最勝王経」を講じて鎮護国家を祈る法会。奈良の薬師寺・京都の円宗寺で行なった。 →三会(サンエ)
さいしょうじ: 【最勝寺】 平安末期,京都市東山区岡崎付近に建てられた六勝寺の一。鳥羽天皇の御願寺。1118年建立。応仁の乱後,廃絶。
さいしょうち: 【最小値】 ある関数が,その定義域でとる値のうち,最も小さいもの。 ⇔最大値
さいしょう-え: ―ヱ 【最勝会】 「金光明最勝王経」を講じて鎮護国家を祈る法会。奈良の薬師寺・京都の円宗寺で行なった。 三会
さいしょう-げん: ―セウ― [3] 【最小限】 それ以上は切りつめたり小さくしたりするのが無理だという限度。最低限。副詞的にも用いる。 最大限 「―これだけは守ってほしい」「被害を―に食い止める」
さいしょう-こう: ―カウ 【最勝講】 平安時代以降,清涼殿で,毎年5月中の吉日を選んで五日間,東大寺・興福寺・延暦寺・園城寺の高僧を召して,「金光明最勝王経」全一〇巻を,朝夕二座,一巻ずつ講じさせて国家安泰を祈った法会。
さいしょう-じ: 【最勝寺】 平安末期,京都市東山区岡崎付近に建てられた六勝寺の一。鳥羽天皇の御願寺。1118年建立。応仁の乱後,廃絶。
さいしょう-そん: [3] 【最勝尊】 如来の尊称。