しきりのとし 意味
- 【頻りの年】
ここ数年。近年。
「―より以来平氏王皇蔑如して政道にはばかる事なし/平家 5」
関連用語
きりのとしあき: 【桐野利秋】 (1838-1877) 幕末・維新期の志士・軍人。薩摩藩出身。初め中村半次郎と称す。戊辰(ボシン)戦争に従軍。新政府では陸軍少将。征韓論分裂により西郷隆盛とともに下野し,西南の役で戦死。
きりのと: 【桐の薹】 〔「きりのとう」の転〕 (1)模様・紋章の一。「九七桐」「五七桐」「五三桐」の総称。 (2)〔(1)の紋が刻印されていたところから〕 小判・一分金(イチブキン)など判金の異名。 「やり手までも光をかざる―をもらひ/浮世草子・一代男 7」
のこりのとし: 【残りの年】 高齢になって残されている年。老い先の短い年齢。余生。残年(ザンネン)。残りの齢(ヨワイ)。
しきり-の-とし: 【頻りの年】 ここ数年。近年。「―より以来平氏王皇蔑如して政道にはばかる事なし/平家 5」
ひとしきり: 【一頻り】 しばらくの間盛んに続くさま。ひとっきり。 「―雨が降る」「―騒いで帰った」
きりの-としあき: 【桐野利秋】 (1838-1877) 幕末・維新期の志士・軍人。薩摩藩出身。初め中村半次郎と称す。戊辰(ボシン)戦争に従軍。新政府では陸軍少将。征韓論分裂により西郷隆盛とともに下野し,西南の役で戦死。
たけきりのえしき: 【竹伐の会式】 「鞍馬(クラマ)竹伐会式」に同じ。
ありのとう: 【蟻の塔】 「蟻塚(アリヅカ)」に同じ。﹝季﹞夏。
きりの: 【桐野】 姓氏の一。
あのとし: あの年齢
またのとし: 【又の年】 翌年。あくる年。
よいのとし: 【宵の年】 大晦日の夜。また,元日に前の年や年の暮れをさしていう語。 「―のせつなき事を忘れがたく/浮世草子・胸算用 5」
ありのとう-ぐさ: ―タフ― [4] 【蟻の塔草】 アリノトウグサ科の多年草。山野に自生。高さ20センチメートル内外。葉は卵円形で対生する。秋,茎頂が分枝して黄褐色の小花を多数つける。ノミトリグサ。
みどりのとう: 【緑の党】 1980年に結成されたドイツの政党。反核・環境保護・女性解放・底辺民主主義・非暴力を唱えて活動。
しきり: 【陣】 〔動詞「頻(シキ)る」の連用形から〕 出産間際の間隔の短い陣痛(ジンツウ)。 「―はくれども取あげ婆の約束もなく/浮世草子・置土産 3」 ; 【仕切り】 (1)しきること。へだてを設けること。また,そのへだて。 「部屋の―」 (2)取引・帳簿などをある時点で区切って締めること。決算すること。 (3)相撲で,土俵上の両力士が互いに呼吸を合わせながら立ち合いの身構えをす