じょうてん 意味
- 【上天】
(1)空。天。
⇔下土(カド)
(2)四天の一。冬の空。
(3)天帝。上帝。造物主。
「―の聖旨良心の嘉賞には/思出の記(蘆花)」
(4)天にのぼること。昇天。
「―を遂げんまで導き給へ/こんてむつすむん地」
- 【常典】
変わらないきまり。
「犯す者刑に処する事―あるべし/公議所日誌 3」
例文
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- 浄天眼(じょうてんがん)とも言う。
- 『天上天下』(てんじょうてんげ)は大暮維人の漫画作品。
- 承天寺(じょうてんじ)は、福岡県福岡市博多区にある臨済宗の寺院。
- 承天閣美術館(じょうてんかくびじゅつかん)は京都府京都市にある美術館。
- 准太上天皇(じゅんだいじょうてんのう)とは、太上天皇に准じた待遇のこと。
関連用語
じょうてんき: 【上天気】 非常に天気のいいこと。
てんじょうてんげ: 【天上天下】 天上の世界と天の下の世界。全世界。
きちじょうてん: 【吉祥天】 〔梵 Śrī-mahādevī〕 天部の一。もとインド神話の神で,ビシュヌ神の妃とされたが,仏教では徳叉迦(トクサカ)を父に,鬼子母を母に生まれ,毘沙門天の妃とされる。福徳安楽を与え,仏法を護持する天女。通常,天衣宝冠を着け,左手に如意宝珠を捧げ持つ。吉祥天女。きっしょうてん。功徳天。宝蔵天女。
ごうてんじょう: 【格天井】 角材(格縁(ゴウブチ))を格子に組んで裏に板を張った天井。組み入れ天井とは異なり,梁(ハリ)からつるして支える。
しじょうてんのう: 【四条天皇】 (1231-1242) 第八七代天皇(在位 1232-1242)。名は秀仁(ミツヒト)。後堀河天皇の第一皇子。二歳で即位。在位10年で病没。
ぞうじょうてん: 【増長天】 〔梵 Virūḍhaka〕 四天王の一。帝釈(タイシヤク)天に仕え,須弥山(シユミセン)の中腹にあって南方を守護する神。像は赤色で怒りの相を表し,矛(ホコ)などを持って甲冑(カツチユウ)をつける。
だじょうてんのう: 【太上天皇】 ⇒だいじょうてんのう(太上天皇)
どうじょうてん: 【堂上点】 ⇒博士家点(ハカセケテン)
にじょうてんのう: 【二条天皇】 (1143-1165) 第七八代天皇(在位 1158-1165)。名は守仁(モリヒト)。後白河天皇第一皇子。在位中,父上皇の院政に抗し,天皇親政をはかったという。
いちじょうみょうてん: 【一乗妙典】 一乗の道理をあらわす優れた経典。法華経のこと。
いちじょう-みょうてん: ―メウ― [5] 【一乗妙典】 一乗の道理をあらわす優れた経典。法華経のこと。
いちじょうてんのう: 【一条天皇】 (980-1011) 第六六代天皇(在位 986-1011)。名は懐仁(ヤスヒト)。円融天皇の第一皇子。在位中は藤原氏の最盛期。
きんじょうてんのう: 【今上天皇】 現在,皇位についている天皇。
こうせいじょうてんたい: 【恒星状天体】 非常に遠方にあるため,小さな恒星状に見える天体。 →準星
こぐみごうてんじょう: 【小組(み)格天井】 格天井の格間(ゴウマ)の中にさらに細かく組んだ格子を入れた天井。組み天井。