まつり-の-かえさ 意味
- ―カヘサ
【祭の帰さ】
賀茂祭の翌日,斎王(イツキノミコ)が上社から斎院に帰ること。また,その行列。「―見るとて/枕草子 41」
関連用語
まつりのかえさ: 【祭の帰さ】 賀茂祭の翌日,斎王(イツキノミコ)が上社から斎院に帰ること。また,その行列。 「―見るとて/枕草子 41」
おそ-の-まつり: ヲソ― [1] 【獺の祭(り)】 「川獺(カワウソ)の祭り」に同じ。 [季] 冬。
かも-の-まつり: 【賀茂の祭】 「かもまつり(賀茂祭)」に同じ。
ほし-の-まつり: [0] 【星の祭】 たなばたまつり。
まつかえ-の: マツカヘ― 【松柏の】 (枕詞) 松や柏(ヒノキの類)が常緑で栄える意から,「栄え」にかかる。「―栄えいまさね貴き我(ア)が君/万葉 4169」
つり-えさ: ―ヱサ [2] [0] 【釣り餌】 つりえ
かえさ: 【帰さ】 〔「かえるさ」の転。「かえっさ」の促音「つ」の無表記か〕 (1)帰りがけ。帰り道。 「そのみわざにまうで給ひて,―に/伊勢 78」 (2)帰ること。 「あまりの面白さに―を忘するるぞ/中華若木詩抄」
ちあえ-の-まつり: チアヘ― 【道饗祭】 みちあえのまつり
まつり-の-じもく: ―ヂモク 【祭の除目】 臨時の除目の一。賀茂祭の供奉(グブ)官を任命するもの。
まつり-の-つかい: ―ツカヒ 【祭の使い】 賀茂祭などの奉幣の勅使。
みおり-の-まつり: ―ヲリ― 【三節の祭り】 伊勢神宮で行われる年中の三大祭りで,六月・一二月の月次(ツキナミ)祭と九月の神嘗祭(シンジヨウサイ)の総称。外宮では一六日,内宮では一七日に行う。三節祭(サンセツサイ)。三時祭。
やぐち-の-まつり: [1] 【矢口の祭(り)】 矢開きで,黒・赤・白三色の餅を調えて山の神に供え,射手たちを招いて宴を催すこと。獲物の一部を供えることもある。やのくちまつり。
りんじ-の-まつり: 【臨時の祭(り)】 定例の本祭り以外に,臨時に行われる祭り。賀茂神社は陰暦一一月の下の酉(トリ)の日に,石清水神社は陰暦三月の中の午(ウマ)の日に,八坂神社は陰暦六月一五日に行われた。
わごし-の-まつり: 【輪越しの祭】 (茅(チ)の輪をくぐる風習があるところから) 夏越(ナゴ)しの祓(ハラエ)の別名。
あいなめ-の-まつり: アヒナメ― 【相嘗祭】 あいんべのまつり