みょうこく-じ 意味
- メウコク―
【妙国寺】
大阪府堺市材木町にある日蓮宗の寺。山号,広普山。1562年堺の豪商油屋常言が創建,子の日珖(ニツコウ)を開山とする。境内には高麗から移植したと伝えられる蘇鉄(ソテツ)の大木がある。蘇鉄寺。
関連用語
みょうこう-じ: メウコウ― 【妙興寺】 愛知県一宮市にある臨済宗妙心寺派の寺。山号,長島山。1348年,南浦紹明の法嗣,滅宗宗興(メツシユウソウコウ)が紹明を開山として創建。尾張地方の禅宗の中心的役割を果たした。
しょうこく-じ: シヤウコク― 【相国寺】 京都市上京区にある臨済宗相国寺派の大本山。山号,万年山相国承天禅寺。1382年足利義満が創建。開山は春屋妙葩(シユンオクミヨウハ)だが,その師夢窓疎石を第一代とする。京都五山の第二位。現在の本堂は豊臣秀頼の建立した桃山時代のもの。
ちょうこく-じ: チヤウコク― 【長谷寺】 はせでら
みょう-じ: メウ― [1] 【妙辞】 すぐれた言葉や文章。
みょうこう: 【妙工】 すばらしい細工。すぐれた工(タクミ)。
おんみょう-じ: ―ヤウ― [3] 【陰陽師】 おんようじ
こうみょう-じ: クワウミヤウ― 【光明寺】 (1) 京都府長岡京市粟生(アオウ)にある浄土宗西山派の総本山。1198年,熊谷直実(ナオザネ)の創建。開山は法然(ホウネン)。粟生光明寺。 (2) 鎌倉市材木座にある浄土宗の本山。山号,天照山。1240年,北条経時が佐介谷(サスケガヤツ)に創建した蓮華寺を,のち現地に移して,良忠を開山として改名したもの。関東十八檀林の第一。
さいみょう-じ: サイミヤウ― 【最明寺】 鎌倉市山ノ内にあった寺。北条時頼の建立。時頼はここで出家したので,最明寺入道と称された。塔頭(タツチユウ)の一つ,明月院が現在に残る。
どうみょう-じ: ダウミヤウ― 【道明寺】 (1) 大阪府藤井寺市にある真言宗御室派の寺。山号,蓮土山。聖徳太子の河州尼寺建立の願に応じて,菅原氏の祖,土師八島連(ハジヤシマノムラジ)が自邸を寺としたものという。のち菅原道真のおば覚寿尼が入住。本尊十一面観音像は国宝。旧称土師(ハジ)寺。 (2) [1] [5] 「道明寺粉」の略。また,それで作った餅菓子。 (3) [1] [5] 「
ほんみょう-じ: ホンメウ― 【本妙寺】 熊本市花園町にある日蓮宗の寺。山号,発星山。1585年に加藤清正が大坂に創建。1600年熊本城内に移り,清正没後現在地に再移転。清正の廟(ビヨウ)がある。
みょうかく-じ: メウカク― 【妙覚寺】 (1) 京都市上京区にある日蓮宗の寺。山号,具足山。1378年日実の開基。日奥が出て不受不施派の根拠地となった。 (2) 岡山県御津町にある日蓮宗不受不施派の本山。山号,竜華山。1309年日像の開基。中祖の日奥の時,不受不施主義を主張,徳川幕府によって弾圧された。1876年(明治9),再興された本派の祖山となった。 (3) 千葉県勝浦市興津にある日蓮宗の寺。
みょうけん-じ: メウケン― 【妙顕寺】 京都市上京区にある日蓮宗の寺。日蓮宗四大本山の一。山号,具足山。1321年日像の開基。京都における日蓮宗最初の寺。
みょうしん-じ: メウシン― 【妙心寺】 京都市右京区花園妙心寺町にある臨済宗妙心寺派の大本山。山号,正法山。花園天皇が退位後に,1337年離宮の地に関山慧玄(カンザンエゲン)を開山として招き創建。応仁の乱で焼失。秀吉らの援護を受け江戸初期に現在の伽藍(ガラン)となり復旧。近世禅宗伽藍の典型をなす。室町期の塔頭(タツチユウ)遺構のほか多くの重要な書画・工芸品を蔵す。
みょうほう-じ: メウホフ― 【妙法寺】 (1) 山梨県増穂町にある日蓮宗の寺。山号,徳栄山。日伝の開創。 (2) 鎌倉市大町にある日蓮宗の寺。日蓮が在住した松葉ヶ谷草庵の跡で,鎌倉三本山の一。京都本圀(ホンコク)寺の旧跡。 (3) 東京都杉並区堀ノ内にある日蓮宗の寺。山号,日円山。1621年真言宗から改宗。通称,堀之内お祖師様。
みょうまん-じ: メウマン― 【妙満寺】 京都市左京区岩倉幡枝町にある顕本法華宗の総本山。山号,妙塔山。1383年日什(ニチジユウ)の開創。塔頭(タツチユウ)のうち,成就院の庭園は雪の庭といわれ,清水寺成就院の月の庭,北野成就院の花の庭とともに雪月花の三庭園として有名。