無限軌道 意味
- 軌道 きどう ◎ (1)電車などを通すための道。道床・枕木・レールなどからなる。線路。 〔「軌条(レール)」と同義で使われることもある〕 (2)軽便な鉄道。路面電車など。 (3)物体が一定の法則に従って運動するときに描く道筋。特に,天体が一定の曲線を描いて運行する径路。 (4)物事が進んでいく一定の方向。 「―を外れる」「―を修正する」 ――に乗・る 計画どおり,また期待していた方向
- 無限 むげん ◎ (1)限りがないこと。どこまでも続くこと。また,そのさま。 ⇔有限 「夢は―に広がる」「―の宇宙」「我が薄志弱行は―に母上を歎かせ参らせた/良人の自白(尚江)」 (2)〔哲〕 ものが一定の関係や規定を受けないこと。ヘーゲルでは悪無限(単に限界をもたぬもの)と真無限(発展を含む全体者)とに分ける。 ⇔有限
- 無軌道 むきどう ② (1)軌道のないこと。無軌条。 (2)考え方や行動が常軌を逸している・こと(さま)。 「―な若者」「―に走る」 ﹛派生﹜——さ(名)
- 軌道船 衛星船; オービター; 人工衛星; 軌道科学ステーション; 軌道科学宇宙ステーション; 衛星; オービタ; サテライト
- 軌道論 きどうろん ② 天体力学の一分野。彗星(スイセイ)などの天体の観測位置から,その軌道要素を決定する。近代的な方法はガウスにより開発された。軌道決定論。
- 軌道車 きどうしゃ ② 作業員や材料の運搬,線路の視察などの目的で軌道上で使用される四輪車。人力またはガソリン機関で走行する。
- 無限な 無制限な
- 無限に 限りなく; はてしなく; 果てしなく
- 無限の けた外れの; 終わりのない; 果てしない; 無限大の; 限りない
- 無限大 むげんだい ◎ (1)限りなく大きいこと。 (2)〔数〕 変数の絶対値がどんな正数よりも大きくなること。また,その変数。∞の記号で表す。 ⇔無限小
- 無限小 むげんしょう ◎② (1)限りなく小さいこと。 (2)〔数〕 変数が限りなく 0 に近づくこと。また,その変数。 ⇔無限大
- 分子軌道 ぶんしきどう ④ 分子内のそれぞれの電子の状態を記述する波動関数。分子内の各電子が特定の原子に所属するのではなく,分子全体に広がるものとして分子の電子状態を考える際の波動関数。
- 軌道ゲージ 実物大の模型; 型板; 積載基準測定器
- 軌道要素 きどうようそ ④ 天体の軌道を決定する要素。太陽を焦点として楕円軌道を描く惑星の場合は,軌道半長径・離心率・軌道傾斜角・昇交点の黄経・近日点引数・近日点通過日時の六つの量。
- 軌道起重機 きどうきじゅうき ⑤ 脚柱の下部に車輪を設けて敷設された軌道の上を移動する型式の起重機。脚柱が一本の塔形クレーンや二本で門形をした橋形クレーンなどがある。