無限花序 意味
- むげんかじょ ④
花が花軸のもとの方から順次先端にかけて咲いていく花序。穂状(スイジヨウ)花序・総状花序・散房花序・散形花序・頭状花序に分けられる。求心花序。総穂花序。
⇔有限花序
- 有限花序 ゆうげんかじょ ⑤ 花軸の先端の方から順次もとの方に向かって開花する花序。単頂花序(チューリップ)のほか,第一花の下方に側枝が出る集散花序がある。遠心花序。 ⇔無限花序
- 無限 むげん ◎ (1)限りがないこと。どこまでも続くこと。また,そのさま。 ⇔有限 「夢は―に広がる」「―の宇宙」「我が薄志弱行は―に母上を歎かせ参らせた/良人の自白(尚江)」 (2)〔哲〕 ものが一定の関係や規定を受けないこと。ヘーゲルでは悪無限(単に限界をもたぬもの)と真無限(発展を含む全体者)とに分ける。 ⇔有限
- 花序 かじょ ① 花軸についている花の配列状態。無限花序と有限花序に大別される。
- 無限な 無制限な
- 無限に 限りなく; はてしなく; 果てしなく
- 無限の けた外れの; 終わりのない; 果てしない; 無限大の; 限りない
- 無限大 むげんだい ◎ (1)限りなく大きいこと。 (2)〔数〕 変数の絶対値がどんな正数よりも大きくなること。また,その変数。∞の記号で表す。 ⇔無限小
- 無限小 むげんしょう ◎② (1)限りなく小さいこと。 (2)〔数〕 変数が限りなく 0 に近づくこと。また,その変数。 ⇔無限大
- 団散花序・団繖花序 だんさんかじょ ⑤ 集散花序の一種。短い枝の周りに,柄のない花が密につき,球形あるいは長楕円形をなすもの。ワレモコウなど。団集花序。
- 散形花序・繖形花序 さんけいかじょ ⑤ 無限花序の一。花序の軸の先端に花柄のある多数の花が放射状につくもの。ニンジン・ラッキョウ・ヤツデなどにみられる。 →花序 3K 放射 さんケーほうしゃ ⑤ ⇒宇宙背景放射(ウチユウハイケイホウシヤ)
- 散房花序・繖房花序 さんぼうかじょ ⑤ 無限花序の一。花軸の下方の花ほど花柄が長くなり,花がほぼ一平面上に並ぶもの。アブラナ科の若い花序にみられる。
- 無限ループ むげんループ
- 無限大の 無限の
- 無限小数 むげんしょうすう ④⑥ 〔数〕 小数点以下の桁数(ケタスウ)が無限であるような小数。数字が循環するものと循環しないものがある。 ⇔有限小数
- 無限後退 むげんこうたい ④ 〔哲〕 〔(ラテン) regressus in infinitum〕 ある事の原因または条件の連鎖が無限に連なっていて,どこまでさかのぼっても終わりにならないこと。