かきのき-きんすけ 意味
読み方:
意味携帯版
- 【柿木金助】
1712年大凧(オオダコ)に乗って名古屋城の金の鯱(シヤチ)の鱗(ウロコ)を盗んだといわれる尾張の盗賊。これを脚色したものに初世並木五瓶(ゴヘイ)作「けいせい黄金鱐(コガネノシヤチホコ)」などがある。
- かきのききんすけ 【柿木金助】 1712年大凧(オオダコ)に乗って名古屋城の金の鯱(シヤチ)の鱗(ウロコ)を盗んだといわれる尾張の盗賊。これを脚色したものに初世並木五瓶(ゴヘイ)作「けいせい黄金鱐(コガネノシヤチホコ)」などがある。
- ふじわらのきんすえ 【藤原公季】 (956-1029) 平安中期の廷臣。師輔の子。醍醐天皇の孫。1021年太政大臣。閑院と号す。
- おおつかきんのすけ 【大塚金之助】 (1892-1977) 経済学者・思想史家。東京生まれ。一橋大教授。日本資本主義発達史講座の経済思想史を執筆。著「解放思想史の人々」などのほか,歌集「人民」を残す。
- きのきいた 【気の利いた】 smart; clever; tasteful; well-chosen<gift> .
- つがのきの 【栂の木の】 類音から,「いやつぎつぎに」にかかる。 「―いやつぎつぎに天の下知らしめししを/万葉 29」 →栂(トガ)の木の
- つきのき 【槻の木】 植物ケヤキの古名。 「走り出の堤に立てる―の/万葉 210」
- とがのきの 【栂の木の】 〔類音から〕 「つぎつぎ」にかかる序詞に用いられる。 「しじに生ひたる―いや継ぎ継ぎに/万葉 907」 →栂(ツガ)の木の
- えんすけ 【円助】 (明治期から昭和初期にかけて,花柳界で)一円をいう隠語。
- ごんすけ 【権助】 江戸時代,下男の通り名。また,下男。飯炊き男。 「釈迦も孔子も於三も―も,産れたままの容(スガタ)にて/滑稽本・浮世風呂(前)」
- さんすけ 【三介】 (1)常陸介(ヒタチノスケ)・上総介(カズサノスケ)・上野介(コウズケノスケ)の総称。この三国は親王が国司に任命されたので,守(カミ)は置かれず,介(スケ)が実際の政務を行なった。 (2)(「三助」「三輔」とも)寛政の三助。 ; 【三助】 (1)近世,商家や町家の下男の通り名。 (2)銭湯で,湯を沸かしたり客の背中を洗ったりする男。
- すが-せんすけ 【菅専助】 江戸後期の浄瑠璃作者。京都の医家の生まれ。はじめ豊竹(または竹本)光太夫と称し太夫をつとめ,のち専門の作者となる。衰退期の操り芝居に新しい息を吹き込んだ。生没年未詳。代表作「摂州合邦辻(セツシユウガツポウガツジ)」「桂川連理柵(カツラガワレンリノシガラミ)」など。
- でんすけ 【伝助】 (1)「伝助賭博(トバク)」の略。 (2)放送取材などに使う携帯用テープ-レコーダーの俗称。
- なか-かんすけ 【中勘助】 (1885-1965) 小説家・詩人。東京神田生まれ。東大卒。夏目漱石門下。文壇と没交渉に純粋孤高の内面性を追求した。作「銀の匙」「提婆達多(デーバダツタ)」「犬」「しづかな流」,詩集「琅玕(ロウカン)」など。
- はんすけ 【半助】 〔明治期の語〕 一円(円助)の半分。五〇銭。 「―でも二枚ありやあ結構だ/雁(鴎外)」