かくぜん 意味
- 【画然・劃然】
区別がはっきりしているさま。
「―とした違い」「―たる差」「長火鉢が―と両者の間を限つて/俳諧師(虚子)」
- 【廓然】
心が広くわだかまりのないさま。
「―とした胸中」
- くぜん 【口宣】 口で勅命を伝えること。内侍・職事(シキジ)を経て上卿(シヨウケイ)に伝えられる。また,その時に発せられる文書。 ; 【瞿然】 目をぎょっとさせて驚くさま。 「―として面白く,凄然として眼冷かに/佳人之奇遇(散士)」
- がくぜん 【愕然】 非常におどろくさま。 「意外な結果を聞いて―とする」「―たる思い」
- きゃくぜん 【客膳】 客をもてなす食事。また,その膳。
- ぎょくぜん 【嶷然】 高く抜きん出たさま。
- くぜんあん 【口宣案】 口宣の控え書き。
- くぜん-あん 【口宣案】 口宣の控え書き。
- ごくぜん 【極善】 きわめてよい・こと(さま)。 「―なる人の言行は/西国立志編(正直)」
- さくぜん 【索然】 おもしろみのなくなるさま。興味のうせるさま。 「興味亦―たるを免れず/佳人之奇遇(散士)」「此刺激を取り去ると―として没趣味なものになつて仕舞ふ/吾輩は猫である(漱石)」
- しゃくぜん 【積善】 ⇒せきぜん(積善) ; 【灼然】 (1)輝くさま。 (2)あきらかなさま。明確なさま。判然。 「其特権を失ひし事―たるがゆえ/日本開化小史(卯吉)」 ; 【釈然】 恨みや疑いが消えて,心が晴れ晴れとするさま。 「―としない話」
- しゅくぜん 【宿善】 〔仏〕 前世で積んだ善根。しゅうぜん。 ⇔宿悪 ; 【倏然】 にわかなさま。急なさま。 「戦争は…―として已(ヤ)みぬ/不如帰(蘆花)」
- しょくぜん 【食前】 食事をする前。 ⇔食後 ; 【食膳】 食事のとき食器や食べ物を載せる台。お膳。 「―に供する」 ――にのぼ・せる 用意した料理を食事に出す。 ――にのぼ・る 食べ物として供される。
- じゃくぜん 【寂然】 平安末期の歌人。俗名,藤原頼業(ヨリナリ)。出家して唯心房と号し大原に隠遁,兄弟である寂念・寂超とともに大原三寂と称される。家集「寂然法師集」「唯心房集」。生没年未詳。
- そくぜん 【惻然】 かわいそうに思うさま。同情するさま。惻惻。 「先づ―として心を動かしぬ/天うつ浪(露伴)」
- たくぜん 【卓然】 高くぬきんでているさま。 「古今を圧して独り―たるを覚ゆ/獺祭書屋俳話(子規)」
- ちくぜん 【筑前】 旧国名の一。福岡県の北部・西部に相当。 ; 【蓄髯】 ひげをはやしていること。 ; 【矗然】 まっすぐなさま。
例文
- 覚前 昌也 (かくぜん まさや、1981年7月9日-)はプロ野球・大阪近鉄バファローズに所属していた元選手。