たきあわせ 意味
読み方:
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- 【炷き合(わ)せ・焚き合(わ)せ】
香道で,一枚の銀葉の上に二つ以上の香木をのせて聞くこと。 - 【炊き合(わ)せ】
肉・野菜などの材料を別々に煮て,一つの器に盛り合わせたもの。
- あきあわせ 【秋袷】 秋になって着る袷。秋の袷。後(ノチ)の袷。﹝季﹞秋。
- おきあわせ 【置き合(わ)せ】 茶道などで,調和を考えて道具を配置すること。また,その道具。 「―がいい」
- かきあわせ 【掻き合わせ】 (琴・琵琶などの)弦を調律して,試みに弾いてみること。 「―ばかり弾きて,さしやり給へば/源氏(紅葉賀)」
- きあわせる 【来合(わ)せる】 たまたまそこへ来て出会う。都合よく,そこに来る。 「ちょうどそこへ兄が―・せた」
- だきあわせ 【抱き合(わ)せ】 だきあわせること。
- つきあわせ 【突き合(わ)せ】 (1)二つのものを向かい合わせにすること。 (2)二つのものを対照させること。 「資料の―をする」
- なきあわせ 【鳴き合(わ)せ】 ウグイスなどを持ち寄って,その鳴き声の優劣を定めること。
- ひきあわせ 【引き合(わ)せ】 (1)両者を取りもって対面させること。 「お―願う」 (2)神仏や霊魂など,見えない力による手引き。 「今日お会いできたのも,亡き父の―でしょう」 (3)二つ以上の物を照合すること。 「活字本と原本との―をする」 (4)筒状の鎧(ヨロイ)の胴に身体を入れるための切れ目。着用のあと左右から引き合わせる。また,それを閉じるための緒。 (5)引き寄せて合わせる所。
- たき-あわせ ―アハセ [0] 【炷き合(わ)せ・焚き合(わ)せ】 香道で,一枚の銀葉の上に二つ以上の香木をのせて聞くこと。
- いきあわせる 【行き合(わ)せる】 「ゆきあわせる」に同じ。 「現場にたまたま―・せた」
- かきあわせる 【掻き合(わ)せる】 (1)物を手で寄せて,きちんと合わせる。 「襟元を―・せる」 (2)琴・琵琶などを合奏する。掻き手・合わせ手を各々連続して弾く。 「物の音ども―・せ/狭衣 3」 (3)琴・琵琶などで,弦の調子を整え試し弾きをする。 「箏の御琴ひき寄せて,―・せすさび給ひて/源氏(澪標)」
- かきあわせ-ぬり カキアハセ― [0] 【柿合(わ)せ塗り】 素地(キジ)に柿渋を下地として施し,黒・朱などで彩色したのち,漆の上塗りをした簡易な漆塗り。日用家具類に多く用いる。柿合わせ。
- ききあわせる 【聞き合(わ)せる】 (1)何人かの人に問い合わせる。 「電話で―・せる」 (2)あれこれ聞いて,考え合わせる。 「今宵の御物語に―・すれば/源氏(明石)」
- けぬきあわせ 【毛抜き合(わ)せ】 (1)二つの物が重ならずすき間もなくぴったり合わさっていること。 「琉球表を―に敷き詰め/滑稽本・膝栗毛 8」 (2)裁縫で,二枚の布を突き合わせにして,控え分なしに合わせること。 (3)印刷で,異なった色で刷る図柄や文字を,重ねずすき間もあけずにぴったりとつけて並べる技術。
- だきあわせる 【抱き合(わ)せる】 (1)だきあうようにする。組み合わせる。 (2)よく売れるものとあまり売れないものとを組み合わせて売る。 「見切り品を―・せて売る」