ちょうちょう 意味
- 【調帳】
律令制で,国司から中央へ送る調庸の品目を記した帳簿。調庸物とともに貢調使が提出した。調庸帳。
- 【町丁】
市区町村内の住居表示に用いられる市街の区分。「三崎町二丁目」のように表示される。
- 【町長】
地方公共団体としての町の長。
- 【丁丁・打打】
物を続けて強く打つ音を表す語。
「突然(イキナリ)鉄拳(ゲンコツ)を振ひ―と打たれて/怪談牡丹灯籠(円朝)」
- 【迢迢】
遠くへだたるさま。
「草色煙の如く―として雲に入る/不二の高根(麗水)」
- 【喋喋】
しきりにしゃべる・こと(さま)。
「我々が―すべき問題ではない」「君は―と弁じるけれども/当世書生気質(逍遥)」
- ちょうちょ 【蝶蝶】 「ちょう(蝶){(1)}」に同じ。﹝季﹞春。
- ちょうちちょうち ①- 【手打ち手打ち】 〔「手打ち手打ち」の転〕 幼児をあやすため,両手を打ち合わせて鳴らすこと。ちょちちょち。 「ふたりの寵愛―髪振(カブリ)のあたまも定り/浮世草子・一代男 1」 ――あわわ 幼児をあやす言葉。「ちょうちちょうち」といいながら両手を打ち合わせ,次にその手で口を軽くたたきながら,「あわわ」と言う。さらにそのあと「かいぐりかいぐりとっとの目。おつむてんてん」などと続ける。
- ちょうち-ちょうち テウチテウチ [1] - [1] 【手打ち手打ち】 (「手打ち手打ち」の転) 幼児をあやすため,両手を打ち合わせて鳴らすこと。ちょちちょち。「ふたりの寵愛―髪振(カブリ)のあたまも定り/浮世草子・一代男 1」 ――あわわ 幼児をあやす言葉。「ちょうちちょうち」といいながら両手を打ち合わせ,次にその手で口を軽くたたきながら,「あわわ」と言う。さらにそのあと「かいぐりかいぐりとっと
- うちょう 【有頂】 〔仏〕「有頂天(テン)」の略。 「天上の楽しみも五衰早く来り,乃至―も輪廻期なし/栄花(鶴の林)」
- うちょう-てん ―チヤウ― [2] [0] 【有頂天】 ■一■ (名) (仏) 無色界(ムシキカイ)の最上天である非想非非想天のこと。色界の最上位の天,色究竟天(シキクキヨウテン)をいうこともある。 ■二■ (名・形動) (1) 喜びで気分が舞い上がっている・こと(さま)。「ほめられて―になる」 (2) あることに熱中し他を顧みない・こと(さま)。「忠兵衛気も―/浄瑠璃・冥途の飛脚(中)」
- うちょう-らん ウチヤウ― [2] 【羽蝶蘭】 ラン科の多年草。深山の湿った岩地に生える。茎は高さ15センチメートル内外。初夏,茎頂に数個の花を総状につける。花は紅紫色で,唇弁は円の後方に距(ケヅメ)がある。栽培もされる。イワラン。
- うち-ちょう・ず ―テウズ 【打ち調ず】 (動サ変) 打ってこらしめる。「この翁丸(オキナマロ)―・じて犬島へつかはせ/枕草子 9」 (「ちょう」に「懲」を当てる説もある)
- おうちょう 【応長】 年号(1311.4.28-1312.3.20)。延慶の後,正和の前。花園天皇の代。 ; 【王朝】 (1)同じ家系に属する国王の系列。また,その家系が国を支配している時期。 「ブルボン―」 (2)「王朝時代」の略。 「―文学」
- きょうちょ 【夾紵・挟紵・夾貯】 漆工技術で,「乾漆(カンシツ)」に同じ。中国の唐代,日本の奈良時代に用いられた名称。 「―像」「―棺」 ; 【共著】 二人以上の人が,協力して本を書くこと。また,その本。共同著述。
- くうちょう 【空調】 「空気調節」の略。 ; 【空腸】 小腸の一部。十二指腸に続く小腸の前半約五分の二をいい,明確な境界なく回腸に移行する。腹腔の左上部を占める。 →小腸
- こうちょう 【後朝】 (1)その翌朝。明くる朝。ごちょう。 (2)男女がともに寝た翌朝。ごちょう。きぬぎぬ。 「―の心をよめる/金葉(恋上詞)」 ――の使い 男女が会った翌朝,男から女のもとに手紙を持たせてやる使い。 ; 【弘長】 年号(1261.2.20-1264.2.28)。文応の後,文永の前,亀山天皇の代。 ; 【広張】 勢力などを広め,盛んにすること。 「国威を―すべし/明
- ごうちょう 【郷帳】 江戸時代の地方(ジカタ)三帳の一。村ごとの石高・反(タン)別とこれにかかる本途物成・小物成・高掛物(タカガカリモノ),定納の運上・冥加などを記した帳簿。取箇(トリカ)郷帳。成箇(ナリカ)郷帳。 ; 【郷長】 律令制で,郡司の下にあって郷を管理した者。715年の郷里制施行によって,従来の里長が改称されたもの。郷司。さとおさ。 →里長
- しょうちょ 【小著】 (1)分量の少ない著作。 (2)自分の著作をへりくだっていう語。 「―謹呈申し上げます」
- じょうちょ 【情緒】 「じょうしょ(情緒)」の慣用読み。 「異国―」
- すうちょう 【崇重】 尊び重んじること。 「学士家これを―せり/明六雑誌 12」