とり-ちが・える 意味
読み方:
意味携帯版
- ―チガヘル [0][5]
【取(り)違える】
(動ア下一)[文]ハ下二 とりちが・ふ
(1)まちがえて他の物を手に取る。「弟のかばんと―・えて持ってきてしまった」
(2)話の内容や意見をまちがえて理解する。誤解する。「話の内容を―・える」
(3)たがいちがいにする。取りかわす。「諏方五郎と播州とは手に手を―・へ/太平記 29」
- とりちがえる 【取(り)違える】 (1)まちがえて他の物を手に取る。 「弟のかばんと―・えて持ってきてしまった」 (2)話の内容や意見をまちがえて理解する。誤解する。 「話の内容を―・える」 (3)たがいちがいにする。取りかわす。 「諏方五郎と播州とは手に手を―・へ/太平記 29」
- ちが・える チガヘル [0] 【違える】 (動ア下一) [文] ハ下二 ちが・ふ (1) 一致しないようにする。変える。「クラスごとに帽子の色を―・える」 (2) 判断や行動を誤る。まちがえる。「どうも日を―・えたようだ」「道を―・えたらしい」「見通しを―・えてしまった」 (3) 筋肉をねじるなどして痛める。「足の筋を―・える」 (4) 交わらせる。交差させる。「上下よりたすきに―・へ
- いい-ちが・える イヒチガヘル [5] 【言(い)違える】 (動ア下一) [文] ハ下二 いひちが・ふ まちがえて言う。言い誤る。「番号を―・える」
- いれ-ちが・える ―チガヘル [5] 【入れ違える】 (動ア下一) [文] ハ下二 いれちが・ふ (1) 間違って入れる。「中身を―・える」 (2) 互い違いになるように入れる。 (中世後期にはヤ行にも活用した。「ニンジュヲイレチガユル/日葡」)
- うち-ちが・える ―チガヘル [0] [5] 【打(ち)違える】 (動ア下一) [文] ハ下二 うちちが・ふ (1) 間違えて打つ。「キーを―・える」 (2) 交差させる。「紐(ヒモ)を―・えてかける」 (3) 刀などで打ち合う。「懸ては―・えて死(コロ)し/太平記 16」
- おもい-ちが・える オモヒチガヘル [0] [6] 【思い違える】 (動ア下一) [文] ハ下二 おもひちが・ふ 考え違いをする。「兄を弟と―・えた」
- かき-まちが・える ―マチガヘル [6] [0] 【書(き)間違える】 (動ア下一) [文] ハ下二 かきまちが・ふ 「書き誤る」に同じ。
- きき-ちが・える ―チガヘル [5] 【聞(き)違える】 (動ア下一) [文] ハ下二 ききちが・ふ 人の言葉を聞いて,他の言葉として受け取る。「話を―・える」
- くみ-ちが・える ―チガヘル [5] [0] 【組(み)違える】 (動ア下一) [文] ハ下二 くみちが・ふ (1) 組み方をまちがえる。「活字を―・える」 (2) 交互に組む。交差して組む。「膝を膝に乗せて―・へると/湯島詣(鏡花)」
- さし-ちが・える ―チガヘル [0] [5] 【差(し)違える】 (動ア下一) [文] ハ下二 さしちが・ふ (1) 入れ違える。誤って他の方へ差し入れる。 (2) 相撲で,行司が判定を誤って負けの力士の方へ軍配を上げる。 (3) 入れ違いにする。交差させる。交錯させて置く。「三尺の御几帳一よろひを―・へて/枕草子 278」
- ちがえる 【違える】 (1)一致しないようにする。変える。 「クラスごとに帽子の色を―・える」 (2)判断や行動を誤る。まちがえる。 「どうも日を―・えたようだ」「道を―・えたらしい」「見通しを―・えてしまった」 (3)筋肉をねじるなどして痛める。 「足の筋を―・える」 (4)交わらせる。交差させる。 「上下よりたすきに―・へて/徒然 208」 (5)夢違えをする。 「(夢ヲ)―・ふ
- つちがえる 【土蛙】 カエルの一種。体長4~5.5センチメートル。背面は暗褐色で,背に線状やいぼ状の隆起があり,行動はゆっくりしている。水田や溝にすむ。日本の本州以南と朝鮮・中国に分布。いぼがえる。糞蛙。
- ねちがえる 【寝違える】 むりな姿勢で長時間寝たため,首や肩の筋をちがえて痛める。 「首を―・える」
- ね-ちが・える ―チガヘル [4] [3] 【寝違える】 (動ア下一) [文] ハ下二 ねちが・ふ むりな姿勢で長時間寝たため,首や肩の筋をちがえて痛める。「首を―・える」