ぼつぼつ 意味
- ※一※ ① (副)
(1)急速にではなく徐々に物事を行なったり,物事が起こったりするさま。そろそろ。ぼちぼち。
「では―出かけようか」「新茶が―出まわり始めた」
(2)小さな穴や点,また,粒状のものがあちこちにあるさま。
「にきびが顔中に―できる」
※二※ ◎ (名)
いくつかある,小さな点や粒。
「顔に―ができる」
- 【勃勃】
勢いよく起こり立つさま。
「―たる闘志」「実歴談を聞きて頗る興味を催ほし,食指頓に―として動く/復活(魯庵)」
- つぼつぼ 【壺壺】 (1)子供のおもちゃ。底が平たく,中ほどが膨れ,口の狭い土器。両手でまわすとつぼつぼと鳴ることからこの名がある。もと,稲荷神社の神饌に用いたもの。 (2){(1)}を図案化した模様。器などに用いる。
- つぼつぼ-くち [4] 【壺壺口】 「壺口(ツボクチ)」に同じ。「螺(サザイ)の―に莞然(ニツコ)と含んだ微笑/浮雲(四迷)」
- うつぼつ 【鬱勃】 (1)意気が盛んにわき起こるさま。 「―たる闘志」 (2)こもった気が盛んに出るさま。 「雲が―とわく」
- しゅつぼつ 【出没】 (1)現れたり隠れたりすること。 「―自在」 (2)どこからともなく,時々,現れること。 「この辺にはタヌキが―する」
- つぼつけ 【坪付】 古代・中世,田地の所在地・面積・状況などを記した帳簿。律令制下では国司から太政官に,荘園では荘官から荘園領主に提出された。戦国時代には,大名が家臣に与えた知行目録をいった。坪付帳。
- つぼつぼくち 【壺壺口】 「壺口(ツボクチ)」に同じ。 「螺(サザイ)の―に莞然(ニツコ)と含んだ微笑/浮雲(四迷)」
- かくれんぼつぼつ 【赫連勃勃】 (381-425) 中国,五胡十六国の夏(カ)の祖。匈奴の出身。後秦(コウシン)の姚興(ヨウコウ)に仕え,オルドス地方を本拠に独立。長安を奪い北魏(ホクギ)と対立した。
- かくれん-ぼつぼつ 【赫連勃勃】 (381-425) 中国,五胡十六国の夏(カ)の祖。匈奴の出身。後秦(コウシン)の姚興(ヨウコウ)に仕え,オルドス地方を本拠に独立。長安を奪い北魏(ホクギ)と対立した。
- ゆうしんぼつぼつ 【雄心勃勃】 おおしい心が盛んにおこるさま。きおいたつさま。 「―として戦いに臨む」
- ゆうしん-ぼつぼつ [0] 【雄心勃勃】 (ト|タル) [文] 形動タリ おおしい心が盛んにおこるさま。きおいたつさま。「―として戦いに臨む」
- ぼつ 【没】 ※一※ ① (名) (1)〔「没書」の略〕 原稿などを採用しないこと。 「―にする」 (2)(「歿」とも書く)死ぬこと。 「昭和二〇年―」 ※二※ (接頭) 名詞に付いて,それがない意を表す。 「―常識」「―個性」「―価値性」
- いん-ぼつ [0] 【湮没】 (名)スル すっかりうずもれて見えなくなること。「学術文芸終に―するに至れり/新聞雑誌 56」
- うつ-ぼつ [0] 【鬱勃】 (ト|タル) [文] 形動タリ (1) 意気が盛んにわき起こるさま。「―たる闘志」 (2) こもった気が盛んに出るさま。「雲が―とわく」
- おう-ぼつ ワウ― 【王勃】 (647?-675?) 中国,初唐の詩人。字(アザナ)は子安。才気煥発(カンパツ)で,詩文,特に五言絶句を得意とし,初唐の四傑に数えられる。詩文集「王子安集」
- かん-ぼつ クワン― [0] 【官没】 あるものの所有権を国が強制的に取り上げ,国のものとすること。没取。没収。
例文
- ぼつぼつ楽しようと、仕事の半分ぐらいを任せかけていた時だったのに。
- その際、普通のアナなら「そろそろ」と言うところを「ぼつぼつ」と言う。
- 中央部にはサバンナ気候のためサバンナがおおうが、サバンナといってもぼつぼつ低木と草が茂って生えてるところがある。
- 赫連勃勃(かくれんぼつぼつ、381年 - 425年、在位:407年 - 425年)は中国、五胡十六国時代の夏(大夏)の創建者。
- 窒素酸化物による大気汚染、水の富栄養化に伴う様々な現象、重金属や農薬などによる土壌及び水系の汚染、といった従来良く知られたものの他、21世紀に入ってからは新手の海の汚染「海洋酸性化」に関する話題がぼつぼつ出始めている。