うつぼつ 意味
- 【鬱勃】
(1)意気が盛んにわき起こるさま。
「―たる闘志」
(2)こもった気が盛んに出るさま。
「雲が―とわく」
- ぼつぼつ ※一※ ① (副) (1)急速にではなく徐々に物事を行なったり,物事が起こったりするさま。そろそろ。ぼちぼち。 「では―出かけようか」「新茶が―出まわり始めた」 (2)小さな穴や点,また,粒状のものがあちこちにあるさま。 「にきびが顔中に―できる」 ※二※ ◎ (名) いくつかある,小さな点や粒。 「顔に―ができる」 ; 【勃勃】 勢いよく起こり立つさま。 「―たる闘志
- つぼつぼ 【壺壺】 (1)子供のおもちゃ。底が平たく,中ほどが膨れ,口の狭い土器。両手でまわすとつぼつぼと鳴ることからこの名がある。もと,稲荷神社の神饌に用いたもの。 (2){(1)}を図案化した模様。器などに用いる。
- つぼつぼ-くち [4] 【壺壺口】 「壺口(ツボクチ)」に同じ。「螺(サザイ)の―に莞然(ニツコ)と含んだ微笑/浮雲(四迷)」
- うつ-ぼつ [0] 【鬱勃】 (ト|タル) [文] 形動タリ (1) 意気が盛んにわき起こるさま。「―たる闘志」 (2) こもった気が盛んに出るさま。「雲が―とわく」
- つぼつぼくち 【壺壺口】 「壺口(ツボクチ)」に同じ。 「螺(サザイ)の―に莞然(ニツコ)と含んだ微笑/浮雲(四迷)」
- うつぼ 【空】 ⇒うつお(空) ; 【空穂】 ⇒窪田(クボタ)空穂 ; 【靫・空穂】 矢を携帯するための筒状の容器。竹などを編んで毛皮を張ったもの,練り革に漆をかけたものなどがあり,右腰につける。矢羽を傷めたり,篦(ノ)が狂ったりするのを防ぐ。うつお。 〔「靭」と書くのは誤用〕 ; 【鱓】 (1)ウナギ目ウツボ科の海魚の総称。全長50~150センチメートル。体形はウナギに似るが太
- しゅつぼつ 【出没】 (1)現れたり隠れたりすること。 「―自在」 (2)どこからともなく,時々,現れること。 「この辺にはタヌキが―する」
- つぼつけ 【坪付】 古代・中世,田地の所在地・面積・状況などを記した帳簿。律令制下では国司から太政官に,荘園では荘官から荘園領主に提出された。戦国時代には,大名が家臣に与えた知行目録をいった。坪付帳。
- かくれんぼつぼつ 【赫連勃勃】 (381-425) 中国,五胡十六国の夏(カ)の祖。匈奴の出身。後秦(コウシン)の姚興(ヨウコウ)に仕え,オルドス地方を本拠に独立。長安を奪い北魏(ホクギ)と対立した。
- かくれん-ぼつぼつ 【赫連勃勃】 (381-425) 中国,五胡十六国の夏(カ)の祖。匈奴の出身。後秦(コウシン)の姚興(ヨウコウ)に仕え,オルドス地方を本拠に独立。長安を奪い北魏(ホクギ)と対立した。
- ゆうしんぼつぼつ 【雄心勃勃】 おおしい心が盛んにおこるさま。きおいたつさま。 「―として戦いに臨む」
- ゆうしん-ぼつぼつ [0] 【雄心勃勃】 (ト|タル) [文] 形動タリ おおしい心が盛んにおこるさま。きおいたつさま。「―として戦いに臨む」
- うつぼがい 【靫貝・空穂貝】 ツメタガイの異名。
- うつぼぐさ 【靫草】 シソ科の多年草。日当たりのよい山野に自生。茎は四角形で高さ10~30センチメートル。夏,茎頂の花穂に,紫色の唇形花を密につける。花穂の枯れたものを漢方で夏枯草(カコソウ)といい,利尿薬とする。
- うつぼざる 【靭猿】 (1)狂言の一。大名が,猿曳(サルヒキ)の連れている猿の皮を靫(ウツボ)にしたいと所望するが,猿のいじらしさに心をうたれてあきらめる。猿曳はその返礼に猿を舞わす。 (2)歌舞伎舞踊の一。常磐津。本名題「花舞台霞の猿曳」。二世中村重助作。1838年初演。{(1)}によるもの。 (3)長唄の一。1869年(明治2)二世杵屋(キネヤ)勝三郎作曲。純演奏曲。{(1)}を長唄にしたもの。