よこぐし 意味
- 【横櫛】
櫛を鬢(ビン)に斜めにさすこと。また斜めにさした櫛。
- よこ-ぐし [0] [2] 【横櫛】 櫛を鬢(ビン)に斜めにさすこと。また斜めにさした櫛。
- よわなさけうきなのよこぐし 【与話情浮名横櫛】 歌舞伎世話物の一。三世瀬川如皐(ジヨコウ)作。1853年江戸中村座初演。通称「切られ与三」。木更津の博徒の妾(メカケ)お富と伊豆屋与三郎の情話。二幕目の「見染め」と四幕目「源氏(玄冶(ゲンヤ))店(ダナ)」の強請場(ユスリバ)が有名。
- よこぐみ 【横組(み)】 文字組版で,各行が横書きになるように活字を並べた組み方。 ⇔縦組み
- よこぐも 【横雲】 たなびく雲。
- よこぐるま 【横車】 (1)車を横に押すように,道理にあわぬこと。理不尽なこと。 (2)棒・薙刀(ナギナタ)などの扱い方の一。横にして振りまわすこと。 ――を押・す 無理に事を行う。無理を通す。
- よこぐわえ 【横銜え】 (1)横にくわえること。また,横にしてくわえること。 「タバコを―にする」 (2)なまかじり。ききかじり。 「―早がてんにて/滑稽本・和合人」
- こぐ 【焦ぐ】 ⇒こげる ; 【漕ぐ】 手や足を繰り返し動かして前に進む。 (1)艪(ロ)・櫂(カイ)などで水をかいて,舟などを進める。 「ボートを―・ぐ」「櫓を―・ぐ」 (2)ペダルを踏んで,自転車などを進める。 「自転車のペダルを―・ぐ」 (3)足を動かしてブランコを揺らす。 「ブランコを―・ぐ」 (4)手押しポンプを手で動かす。 「ポンプを―・いで水を汲む」 (5)(
- ぐし 【五四】 二つの賽(サイ)を振って五と四の目が出ること。 ; 【虞氏】 ⇒虞美人(グビジン) ; 【愚姉】 自分の姉をへりくだっていう語。
- ぐし-ぐし (副) (1) 紙などが,しわくちゃになるさま。くしゃくしゃ。「手柄しさうに見えけれども,―となりけるは/浄瑠璃・出世景清」 (2) ぶつぶつ不平がましくいうさま。「わけもないこと―いつて残らずかへす/黄表紙・金生木」
- よこ 【横】 (1)(上下に対して)水平の方向。また,その長さ。 ⇔縦 「―に長い建物」 (2)(前後に対して)左右への方向。また,その長さ。 ⇔縦 「―に並ぶ」「―から見た顔」 (3)(比喩的に)上司・部下の関係ではなく,同僚の関係。 ⇔縦 「―の人間関係を大事にする」 (4)東西の方向。また,その距離。 ⇔縦 (5)立っていないで,ねかしてあること。 「道標は古びて―に
- こぐい 【小食い】 少ししか食べないこと。また,少しずつ食べること。こしょく。
- こぐち 【木口】 木材を横に切った断面。きぐち。 ; 【小口】 (1)棒状のものを横に切った切り口。 (2)ものの端。 (3)物の数量や金額が小さいこと。 ⇔大口 「―の預金」「―の貸し付け」 (4)(ア)本の部分の名。製本で,本の背を除いた三方の断ち口。特に本を開く側の断ち口の部分。(イ)袋綴じの和装本で,本文上下の切り口が見える部分。特に下の方(下小口)のみをいい,普通この部分に
- こぐま 【小熊・子熊】 小さな熊。また,こどもの熊。 ; 【黒熊】 中国産のヤクの黒い尾。 →白熊(ハグマ)
- こぐみ 【小組(み)】 (1)小さく組むこと。こまかく組むこと。 (2)新聞で,記事ごとに組んだ組版。 ⇔大組(オオグ)み
- こぐれ 【木暗・木暮れ】 木の下の暗い所。 「雨すぐると山の道の―より/新撰六帖 5」 ; 【木暮】 姓氏の一。
例文
- 『与話情浮名横櫛』(よわなさけうきなのよこぐし)は、歌舞伎世話物の名作の一つである。
- 与三郎とお富で有名な「与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)」の舞台として知られる。