益する 意味
- えきする ③
人や世の中のためになる。利益を与える。
「何ら―・する所がない」
- 増益する 上がる; 加える; 増強する; 加増する; 大きくする; 上伸する; 増やす; 嵩む; 伸びる; 高まる; 益す; 増大する; 増加する; 膨れ上る; 増える; アップする; 増す; 膨れ上がる; 膨む; 殖やす; 増価する
- 裨益する 益する; 利する
- 益す 増加する; 増大する; 増す; 増える; 増殖する; 増さる; 繁殖する; 殖やす; 増益する; 殖える; 加増する; 大きくする; 加える; 増やす
- 増す・益す ます ◎ □一□(自動詞) (1)数・量が多くなる。ふえる。増加する。 ⇔減る 「川の水かさが―・す」「人口が―・す」 (2)程度が以前よりもはなはだしくなる。強まる。 「痛みが―・す」「食欲が―・す」「スピードが―・すにつれ揺れもひどくなる」「しだいに親しみが―・してくる」「信用が―・す」 (3)(「…に増す」の形で)優越する。すぐれる。 「彼女は以前に―・して美しくなった」
- する 【剃る】 「そる(剃)」の転。 「顔を―・る」 ‖可能‖ すれる ; 【掏る】 人が身につけている金品を素早く盗み取る。 「財布(サイフ)を―・られた」 ‖可能‖ すれる
- する-する [1] (副) (1) なめらかに滑るさま。滑るように動くさま。「幕が―(と)上がる」「―(と)近寄って来た」 (2) 事が支障なく行われるさま。順調に進むさま。「糸を引くと―(と)ほどける」「―(と)擦り抜ける」
- するする 〔女房詞〕 するめ。[大上臈御名之事] ; (1)なめらかに滑るさま。滑るように動くさま。 「幕が―(と)上がる」「―(と)近寄って来た」 (2)事が支障なく行われるさま。順調に進むさま。 「糸を引くと―(と)ほどける」「―(と)擦り抜ける」
- するすると とんとん; すいすい; トントン拍子; 円滑に; 抜く手も見せず; すんなり; ずんずん; スイスイ; つっつと; 疾く; すらすら; すかり; つるつる; すっすっ; すいすいと; するする; すうすう; さらっと; とっとと; とんとん拍子; つうと; つっと; つうっと
- 付する・附する ふする ② (1)つく。つき従う。 「先学の驥尾(キビ)に―・する」 (2)添える。つける。 「書類に証明書を―・する」 (3)物事を任せる。託す。…という形で処理する。付託する。 「問題を審議に―・する」「不問に―・する」
- 価する・値する あたいする ◎ (多く「…にあたいする」の形で名詞や動詞の連体形を受けて)それだけのねうちがある。 「賞賛に―・する」「一見に―・する」「読むに―・しない」
- 剋する・克する こくする ③ (1)克服する。打ち勝つ。 「夫を―・する顔だ/吾輩は猫である(漱石)」 (2)五行説で,一つが他に勝つ。相剋する。
- 嘉する・好する よみする ③ 〔「よみ」は形容詞「良し」の語幹に接尾語「み」の付いたもの〕 よしとする。ほめる。 「其厚意(ココロ)を―・し,情を掛て使ひけるが/こがね丸(小波)」
- 寇する・仇する あだする ②③ 〔「あたする」とも〕 (1)危害を加える。 「家に―・する敵/婦系図(鏡花)」 (2)敵対する。はむかう。 「王は外道に党(カタチワ)へり。其れ―・す可けむや/大唐西域記(長寛点)」
- 座する・坐する ざする ② (1)すわる。 「―・して死を待つわけにはいかない」 (2)事件のかかりあいになる。まきぞえをくう。連座する。 「汚職事件に―・して辞任する」 座して食らえば山も空(ムナ)し 働かないでいると,どんなに財産があっても使い果たしてしまう。
例文
- この本を読んで益するところがあった。
- 衆生を利益する徳を表すとされる。
- 一方、水源は志太地域と同じく大井川用水を受益する。
- 自ら損なうは余有り、自ら益するは弥(いよいよ)昏し。
- 50文は自分にとっては損になるが、他人を益するであろう。
- 結局これらは中国人の貿易商に大きく利益するものとなった。
- 自らを益するのを功徳(くどく)、他を益するのを利益という。
- 自らを益するのを功徳(くどく)、他を益するのを利益という。
- 大慈の観音として、六観音の役割では地獄道を化益するという。
- そこで、諸仏は修行が容易であるように、人々を浄土に引接して化益する。