益軒十訓 意味
読み方:
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- えきけんじっくん
教訓書。五〇巻。貝原益軒作。西田敬止編。1893年(明治26)刊。益軒の「家訓」「君子訓」「大和俗訓」「楽訓」「和俗童子訓」「五常訓」「家道訓」「養生訓」「文武訓」「初学訓」の一〇種をまとめたもの。
- 益軒 えきけん ⇒貝原(カイバラ)益軒
- 十訓抄 じっきんしょう ⇒じっくんしょう(十訓抄) ; じっくんしょう 説話集。三巻。菅原為長編,六波羅二臈左衛門入道編などの説があるが未詳。1252年成立。一〇項に分けて,中国説話を含む二百八十余の教訓的な説話を収録したもの。先行説話集から伝承した話が多い。じっきんしょう。
- 貝原益軒 かいばらえきけん (1630-1714) 江戸前期の儒学者・本草家・教育思想家。筑前生まれ。名は篤信。初め損軒と号した。福岡藩儒。朱陸兼学から朱子学に帰し,本草などにも目を向け,博物学的実証主義に立って窮理の道を重視。著「大疑録」「大和本草」,医書の「養生訓」,子女の教育を説いた「和俗童子訓」など多数。
- 益虫 えきちゅう ◎ 人間の生活に直接・間接に益をもたらす昆虫。生活に必要な物を生産するカイコ・ミツバチなど,害虫を捕食するトンボ・カマキリなど,受粉の助けをするチョウ・ミツバチなどをいう。また,成長の時期によって,害虫が益虫になるモンシロチョウなどもあり,便宜的な分類である。 ⇔害虫
- 益金 えききん ◎② (1)もうけた金。利益金。 (2)税法上,法人の資産を増加させた収益のこと。 ⇔損金
- 益荒神 ますらかみ 荒々しく強い神。 「あが御子,―の御子にまさば/出雲風土記」
- 益鳥 えきちょう ◎ 人間の生活に直接・間接に役立つ鳥。ムクドリ・ツバメなどのように害虫を捕食する鳥をいうことが多い。時期により益鳥が害鳥になるものもあり,便宜的な分類である。 ⇔害鳥
- 益荒男振り・丈夫振り ますらおぶり ◎ 〔賀茂真淵の用語から〕 男性的でおおらかな歌風。古今集以後の歌風を「たおやめぶり」といったのに対して,万葉集の歌風を理想としていう語。
- 盌 【盌】 (画 数) 10画 (音 訓) ワン,もい (熟語一覧) 2項目 盌 椀・碗・盌
- 益荒男子 ますらおのこ 「ますらお(益荒男){(1)}」に同じ。 「嘆きつつ―の恋ふれこそ/万葉 118」
- 盍 【盍】 (画 数) 10画 (音 訓) コウ,ゴウ,おおう (区 点) 6620 (JIS) 6234 (シフトJIS) E1B2