肝文 意味
読み方:
意味携帯版
- かんもん
(1)肝要な文句。
(2)大切な・こと(さま)。肝要。
「人は盗人,火は焼木(タキギ)の始末と,朝夕気をつけるが胸算用の―なり/浮世草子・胸算用 3」
- 肝所 甲所; 枢要; 最重要点; 勘所; 核心
- 肝懐しい 涙ぐましい; 悲しい
- 肝心要・肝腎要 かんじんかなめ ◎ 〔「肝心」を強調した語〕 特に大切である・こと(さま)。 「―のご本人が欠席してしまった」
- 肝木 かんぼく ◎ スイカズラ科の落葉低木。山地に自生し,高さ約3メートル。葉は掌状に三裂する。初夏,枝頂にガクアジサイに似た花をつける。花被は五裂して白色。材は楊枝(ヨウジ)にする。
- 肝心・肝腎 かんじん ◎ 〔肝臓と心臓,あるいは肝臓と腎臓は,人体にとってきわめて重要な部位であることから〕 特に大切なこと。非常に重要なこと。また,そのさま。肝要。 「何よりも基本が―だ」「―な事を忘れていた」
- 肝柔らかい 気だてがやさしい
- 肝心の 肝腎の
- 肝油 かんゆ ◎ タラやサメなどの新鮮な肝臓から得た脂肪油。黄色で透明。ビタミン A ・ D を多量に含む。夜盲症や発育期などの栄養補給に用いる。