肝精 意味
- きもせい
骨折り。心尽くし。尽力。
「死なれた母の―で物も書き縫針綿もつむ/浄瑠璃・生玉心中(上)」
――焼(ヤ)・く
世話をする。面倒をみる。
「いはれぬ―・かうより/浄瑠璃・薩摩歌」
- 肝管 かんかん ◎ 肝臓で生成された胆汁を運ぶ管。左右両葉から出て肝門で合流して総肝管となる。
- 肝硬変症 胆嚢炎; 肝障害; 肝臓疾患
- 肝細い 気が小さい
- 肝硬変 かんこうへん ③ 慢性肝障害が長時間持続して肝細胞が破壊され,かわりに間質の繊維が増殖して肝臓が硬化した状態。悪化すれば,腹水・脾腫(ヒシユ)・黄疸・昏睡などの症状をきたす。肝硬変症。
- 肝繊維症 かんせんいしょう ⑤ 肝臓障害により肝細胞が破壊され結合組織の繊維が増殖した状態で,肝硬変まで進展していないもの。原因は,慢性肝炎・循環系障害・日本住血吸虫症など多岐にわたる。
- 肝癌 肝がん
- 肝胆 かんたん ◎① (1)肝(キモ)と胆(イ)。 (2)心の中。真心。 ――相照(アイテ)ら・す 互いに心の底まで打ち明けて交わる。きわめて親しくつきあう。 「―・す仲」 ――地(チ)に塗(マミ)る 〔史記(淮陰侯伝)〕 ⇒肝脳(カンノウ)地(チ)に塗(マミ)る ――を傾(カタム)・ける 心を開いて話す。肝胆を披(ヒラ)く。 ――を砕(クダ)・く 真心を尽くす。一所懸命にな
- 肝病み 後悔
- 肝脳 かんのう ①◎ 肝臓と脳髄(ノウズイ)。また,肉体と精神。 ――地(チ)に塗(マミ)る 〔史記(劉敬伝)〕 肝臓や脳が泥にまみれる意で,むごたらしく殺されること。また,絶体絶命の窮地に陥ったたとえ。肝胆地に塗る。 ――を絞(シボ)・る 全力を傾けて事に当たる。