肝蛭 意味
- かんてつ ◎
扁形動物吸虫綱の寄生虫。体は木の葉状で,体長2~3センチメートル,幅1センチメートル内外。卵は水中で孵化し,ヒメモノアラガイの体内で変態・増殖して水中に戻る。草などに付着して被嚢幼虫となり,草とともに草食動物に食われると肝臓・胆管に寄生して成虫となる。家畜に被害を与え,まれに人間にも寄生する。世界各地に分布。
- 肝蛭属 肝蛭
- 肝萎縮症 かんいしゅくしょう ◎⑤ 肝組織の急激な壊死により,肝臓が萎縮する病気。しばしば急性肝炎から移行し,死に至ることが多い。
- 肝臓製剤 かんぞうせいざい ⑤ 動物の肝臓を凍結乾燥して製した粉末。貧血治療や強壮剤に用いられる。
- 肝臓茸 かんぞうたけ ③ 担子菌類ヒダナシタケ目のきのこ。シイ・ナラなどの幹に生える。径10~20センチメートル。赤く肉厚で,肝臓に似る。食用。ウシノシタ。ビフテキタケ。
- 肝要 かんよう ◎ ※一※ (名・形動) 非常に大切な・こと(さま)。肝心。 「―な点」「忍耐が―だ」 ※二※ (ト|タル) {※一※}に同じ。 「―と思う」「唯修業―たるべし/新聞雑誌 55」
- 肝臓膿瘍 かんぞうのうよう ⑤ ⇒肝膿瘍(カンノウヨウ)
- 肝要な 核心的な
- 肝臓癌 かんぞうがん ③ 肝臓にできる癌腫。原発性のものと,続発性(転移性)のものとがある。肝癌。
- 肝試し きもだめし ③ 墓場のようなこわい場所へ行かせて恐ろしさに耐える力を試すこと。
例文
- この項目「肝蛭」は、動物に関連した書きかけの項目です。
- この項目「肝蛭症」は、医学に関連した書きかけの項目です。
- 家畜での予防は肝蛭症の発生のある牧野では駆虫薬を投与する。
- 肝蛭の幼若虫は移行迷入性が強く、子宮、気管支などに移行する場合がある。
- コウガイビル、肝蛭などはその例であるが、分類上は全く異なったものである。
- また、吸虫の一種である肝蛭 ( かんてつ ) の中間宿主であるので、注意が必要である。
- 肝蛭症(かんてつしょう、fascioliasis)とは寄生虫病であり、人獣共通感染症の一つ。
- また、ヒメモノアラガイと共に吸虫の一種である肝蛭(かんてつ)の中間宿主であるので、注意が必要である。
- メタセルカリアは槍形吸虫のように第2中間宿主内で形成されるもの、肝蛭のように外界で形成されるものがある。
- 肝蛭とは厳密にはFasciola hepaticaを指すが、前期の3つを合わせた用語として用いられる事が多い。